石野真琴のなんでもあり?

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新種の古代生物“歩くサボテン”を発見

2011-02-26 22:32:53 | 趣味
 本日の東京地方の天候は快晴でした、早朝、日が昇る前から月も明けの明星もはっきりと見えて、東の空には雲一つ見えず、日が昇って確認すれば雲一つ無いような快晴の青い空が広がっていました。今日は空は快晴と言う言葉が、もっとも適していたのではないかと思います。都心部の最高気温は10℃、最低気温は4℃。三多摩地域の最高気温は12℃、最低気温は2℃でした。今日もかなり暖かい、もっとも昨日のようなとんでもない暖かさではありませんが、この冬の寒さに慣れた身体には大変暖かく感じられました。週間天気予報によれば東京地方の明日は曇時々晴、明後日は曇時々雨、明々後日は雨後曇、水曜日は曇時々晴、木曜日は晴時々曇、金曜日は晴時々曇、土曜日は晴時々曇となっています。明日はまた今日より暖かい一日となる予報です。
 無数のトゲが生えた奇妙な古代生物の化石が中国の地層から見つかった。
“歩くサボテン”のような姿から学名「Diania cactiformis」と命名されたこの新種は、体長約6センチのミミズのような体で、堅い殻に覆われた10対の脚には関節を備えていたようだ。生物が急速に進化した約5億年前の「カンブリア大爆発」時代に生息していたと推測される。
 西安にある西北大学の地球科学者で、研究チームのリーダーを務めるリュー・チエンニー(Liu Jianni)氏が2006年、中国南西部雲南省の発掘調査で発見した。雲南省は、約5億2000万年前の古生代カンブリア紀に栄えた澄江生物群の化石で知られている。
「本当に驚いた。軟らかい体に極めて屈強な脚。この奇妙な生き物は何だってね」と同氏は発見当時の心境を語る。「研究所に戻り顕微鏡で詳しく調べてみたら、大発見だと直感した」。
 この新種はカンブリア紀の海で繁栄した化石生物「葉足動物」の仲間であると考えられている。しかし、ほかの葉足動物とは姿が似ておらず、頑丈な脚はクモ類や甲殻類など節に分かれた脚を持つ現生の節足動物に近い。この独特の脚は現生の節足動物が葉足動物から進化したことを示唆するという。
 新種の化石は30点ほど見つかっており、エサを食べる方法についてもいくつか仮説が立てられている。「長い口で海底の泥の中にいる小さな生物を吸い込んでいた」、「トゲの付いた脚を使って大きな獲物を捕らえていた」などだが、確証は得られていない。
“歩くサボテン”の研究成果は、「Nature」誌2月24日号に掲載されている。

 良く言われる「生物の多様性」と言うものは、人間の想像を遙かに超えたものを生み出す事があります。この「歩くサボテン」もそんな生物の持つ「多様性」が生み出した生物なんでしょう。
 人間には不思議でも、その形には何か有益なものがあって、何千年か生きてそして絶滅したものと考えられます。
 もっともその生物が生きていたのは約5億年前の「カンブリア大爆発」時代と言う事ですから、多用な生物が多数発生した時代と言えます。
 原生代から古生代、そのもっとも最初のカンブリア紀は、三億年以上もの長い時を掛けて、爆発的に無数の生物が生まれ育ち、その中からさらに次代を担う生物が生まれます。
 この時代はもっとも原始的な魚、貝、昆虫等が生まれた時代です。

 「カンブリア大爆発」と言えば、昔はこの時代に爆発的に生物が進化したと考えられてきましたが、今では爆発的な多様性によって多様な生物が生まれ、化石として残ったと考えられているようです。

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