術後の診察 ～治療内容が増えた～

　予想以上に暖かくなった今日、手術後１５日目の診察を受けに出かけた。
　まず、胸にたまっていた液を抜いてもらう。
　先生が、横になった私の胸に針を刺しながら、今後の治療方針を説明してくれた。

　
　まずはホルモン治療の件。
　早速１日１錠「アリミデックス」服用。突然汗が出ることが多いですよ、と言われたがすでに経験ある自分にはおそれるモノはない。

　次に放射線治療の件。キズがもう少し良くなったら、隣の市にある病院（元国立病院）あてに紹介状を書くので、そこで受けてもらいますと言われた。（確定的）今までの方もそうしてもらったので・・・ということだった。偶然そこは息子達を産んだ病院だったので、地理もわかるし車でも行けるので良かった。

こおまでは予想通り。そしてもう１つの宣告。これが問題だ。
　２週間後、今回の手術の病理結果がはっきりわかった段階で決定するが、どうやらＨＥＲ２が＋ではないかとのこと。それがはっきりしたら、今度はハーセプチンを使うことになると言われた。先生の言い方はかなり確定的な感じだった。
え～！
手術してはじめてわかる真実・・・というのもあるかとは思ったが、まさか～
つまりそうなると自分はトリプルポジティブということになるわけで・・・・７％のまれな例に入っちゃうことになる。
また、抗ガン剤のお世話になるのかなあ・・・３週間に１回、しかも今度は４回では済まない、もっと長く・・・・
　せっかくこの前のタキソテール最終日に「お疲れ様でした」と言われたのに、「来ちゃいました」とお邪魔することになるのか。
　いずれにしても、治療は淡々と続ける覚悟でいる。
　宗教家ではないが「すべては神の思し召し」だと思っている。

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手術後どこまでやってイイの？

その１　入浴の巻
退院後の毎日の入浴はシャワー。もちろんキズには触れない。お湯を流すだけ。でも、３月後半だというのに寒いから、湯船にへそまで浸かる。
でも、寒い。はやく全身湯船に浸かりたい。

その２　薬の巻
風邪薬。飲んで寝ると朝スッキリ目覚める。睡眠薬代わりにしていた。抗ガン剤をしている間はさすがに止めていたが、昨日久しぶりに飲んで寝たら、朝スッキリ。
１日快調だった。睡眠導入剤よりスッキリ。
こういう使い方・・・・ダメだよねえ・・・・

その３　手術後の手の巻
今の時点で、パソコンはガンガン。布団干しも率先してしてる。包丁や中華鍋で料理もするし。でも浮腫こわい。


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手術後１０日目＆術前ラスト抗がん剤から１ヶ月

朝目が覚めたとき、う～んと背伸びしてみた。
右手「ちょっと、イテテテテ」
手は上がるけど、突っ張った痛さが身にしみる。
ブラックジャックが死ぬ思いでリハビリをやった・・・という場面を思い出した。
痛い、できればやりたくない・・・でも、やらないで将来聞き手が動かなくなったら、さらに哀しい結果が待っている。だからやる。痛いけど・・・

と、傷跡。特にドレーンを入れていた２つのあな。
今はバンド・エイドを貼っているけど、湿っぽいので、乾きやすいという絆創膏を探して貼ることにする。
早く治ってもらわないと、湯船にまったり浸かる心地よさが戻ってこない～
今、まだシャワーだし、湯船は胸が入らない半身浴だし・・・・ちっとも暖まらない。

なんてことで、退院できたらできたで、不満を言うのはちょと哀しい。
無事手術できたことを感謝しつつ、前向きに取り組まねば。



で、２月２３日に術前の抗ガン剤を終えて１ヶ月。一番気になる髪の毛はちょろちょろ生えている。白髪が多いのが残念だけど
でも、持った早く生えて欲しいのは眉毛とまつげ。だって、ないとコワイ顔なんだもの。

あ、スカイツリーの入場券、抽選に申し込んでみた。
たぶん駄目だろうけど・・
まあ、いずれは楽に手にはいるときも来るのだろうけど、人情として早く行ってみたいので。

そんなこんなの土曜日。雨模様。

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手術してから９日目の悩み

　なのでさっさと買い物して、後は家でまったり。
　西松屋でマタニティブラを買ってきた。フロントホックでＬサイズだけど、どうかな？
まあ９９９円なので、ダメでもガッカリ感は少ないだろう。
　そして、これから先、放射線治療に通う病院候補はどこにあるのか・・・とネットで検索中。
もちろん主治医の都合にもよるのだが、今の病院は医大の医療センターなので、たぶん一番良いのはその医大付属病院に行くことだが・・・遠い。
電車で１時間はかかる。駅から歩くとさらに１５分はかかると思う。
う～ん
近くの病院に紹介してもらえればいいのだが、そんな我がままが聞いてもらえるかはわからない。

　なんてことを考えつつ、で必死に調べている。全摘した右手を酷使しているなあ。
もう、浮腫なんてことすっかり忘れてチャカチャカと。
さすがに痛み止めを飲んでいると、痛みは少ない。
だから何でもしてイイと思ってしまう。そこが駄目なんだな。気をつけねば～

さてそろそろお雛様（自分用に買った）をしまうか・・・・・高額商品なので、大切にしないとね。




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手術当日（ワイガヤな手術室前）

　さすがに手術当日の投稿はできず、退院してきた今、思い出しながらまとめている。
　いろいろな方のブログを見て予行演習したつもりだが、病院によって結構違うなということを実感した。
　
　まず、前日の１１時に入院してその日の昼食と夕食はしっかり出た。（ただしお粥）飲み物も祖夜中の０時までＯＫ。下剤とか一切なし。（ただし翌日自然にお通じあったのでまったく問題なし）
　当日。
　朝７時半に手術気に着替え、点滴を待つ。下着はパンツのみ。足に血栓予防の白ストッキング。
このストッキングの締め具合がなかなか心地よかった。
　ベッド腋のイスの上にパジャマとＴ字帯を置いて、あとは待つのみ。（パジャマは結局次の日まで着ることはなかったけど・・・）
　８時過ぎに若い～い女医さんが点滴をしにやってきた・・・・が・・・・・・どうやら血管が細いらしく１回血管をグリグリやって結局通じない。そっとカーテン越しに見ていた青年医師が見かねて「じゃあ・・」と挑戦してグリグリ。ここでも１回失敗して、最終的に手の甲に落ちついた。それがこの日一番のドキドキだった。
　そして９時前、病室を出発。看護師さんと主人と自分。
　スタッフ用エレベーターに乗り込むと、その後すぐに自分より年配の女性が同じく点滴をお供に２名乗り込んできた。それぞれ看護師さんと家族の方（内１名の女性には４名の身内、他の女性にも２名の身内）も乗るので、エレベーター内はちょっとしたラッシュ状態。
　２回の中央手術室前で全員降り、また手術室に入る時が混雑（というか混乱）。
それぞれ看護師さんが「こっちです、こっちです」と呼びかけ、「ご家族はあちらの控え室です」という声が聞こえ、「患者＋担当看護師＋執刀医」のペアが右往左往していた。
ドラマなどで見る手術前の様子は「静かに」「粛々と」というイメージがあったので、こんなにわいわいガヤガヤしてるのね・・・とすっかりリラックスしてしまった。
おかげで、手術に対する恐怖心などはすっかり消え、「眠くなりますよ」から「○○さん・・・」と呼ばれるまでよく寝てた～

気がつけば、病室。
呼びかけられたとき、ぼけた頭が「ああ、朝だ。仕事に遅刻しちゃう」と思ったのはそうてだった。
「喉から管を引き出すはちょっと痛いかも知れません・・・」なんて前日に詳しく説明されたはずなのに、気がついたらもう処置はすっかり終わり、痛いもかゆいもなく、導尿管や酸素マスクが装着され、両足ではむくみ予防のマッサージ器のようなモノがブ～ンとうなっていた。
　その後丸１日仰向けなのはさすがにきつかったが、手術そのものは思ったよりあっさりした印象だった。それもこれも、あの手術室前の思いがけないラッシュアワーのおかげかも知れない。



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入院７日目

　久しぶりにデスクトップパソコンから。
　病院の１５分１００円パソコン。早くしないと時間が切れちゃう・・・
　さっき、シャワーも浴びて、管を抜いた跡の傷には絆創膏を張ってもらった。傷バンテープの大き目のもの。そんなので大丈夫っていうのがすごい。回復が早いというか、なんというか・・・
　切ったのが利き腕なので、自然と腕も使っているし、上にも上がる。
今朝も、１階の売店に行って、「毎日新聞」を購入。普段見ないものを見るのも楽しい。　あとは、明日の退院を待つだけ。でも、無理をすると、またどうなっちゃうかわからないので、ほどほどにしよう。

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入院7日目その3

あさっての退院も決まり、何かとウキウキな午後。2名の方が退院したあとすぐにまた2名の方が入院して来た。さすが地域の拠点病院だ。すぐ満室になる。でも、自分以外は内臓関係みたいで、乳腺外科の人はいなかった。自分はといえば……荷物整理を少しずつして、あさって軽くなるように画策している。シャワーの後も普通のタオルでいいので、バスタオルも持ち帰ってもらおうか…などと頭は帰ることで一杯。


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ドレーン抜けた

今先生が来て、ドレーンを抜いてくれた。ちょろちょろという軽い感じだった。これですべての管が抜かれた。すっきりした。簡単に抜けてるものだ。でも液が溜まったら注射器で抜くというのがちょっと恐怖。看護師さんが来たらシャワーを下半身くらい良いか聞いてみよう。


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入院7日目

今日は晴れているのだろうか。4人部屋の廊下側なので天気がわからない。後でデイルームに行って、天気を見よう。でも、主治医の回診後にしないと、迷惑かけちゃうから、気をつけよう。それにしても病院は室内の温度設定が高い。それでも寒いという人もいるらしいので、看護師さんも大変だ。パジャマがチクチクする。昨日まで着ていたガーゼのモノが良かった。もう1着持ってくれば良かったと後悔。そして気づけば朝食の時間。何となく気が重い。3度3度食べるのが辛い。何もしないからだろうか？贅沢なんだけど…


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入院6日目

入院も6日目になると、気もゆるむ。主治医がいつ回診に来るかわからないと聞いたので、売店に行ってデイルームで買って来た新聞を読んで、また1階に行こうとしたら、向こうに見慣れた顔が…先生だった。ごめんなさいを言って病室に帰ったが、危ないところだった。胸は順調らしい。選べる昼食をうどんにしたら、美味しくて、完食した。腹痛がきたので気をつけよう。今日は傷が少し痛むので、痛み止めの威力を知った。できるだけ我慢してみて、どうしてもという時に薬を飲むことにしよう。今日もまったり過ごすしかない。


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