ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

サクラメント

2012年10月27日 | 2012年のぼぶ!
2012年10月20日(土)



慣れ親しんだチャイナタウンゲート近くのホテルからチェックアウト、一路Sacramentoへ向かう。
地下鉄でRichmond駅まで行ってすぐAmtrackの駅だから楽勝!と思いきや逆方向に乗ってしまう。
だって何も書いてないし。。。駅員さんおらんし、電車の表示にSacramentoって書いてあったから。
車中で車掌さんに教えられてすごすご下車、だけど運良くすぐ列車が来てしかも結局乗る予定だった列車だった。

Amtrackはかなり快適、途中リゾート地のような湖がありいい感じ
SacramentoがCAの州都だとこの日知る。びっくり。

着いたAmtrack駅は素敵な建物
Amtrackにまつわる全てが素敵だ!(外国人のために行き先表示は判りやすくして欲しい)

ホテルは駅前のチェーンホテルにする。
かつてのアメリカオッカケの旅では地方のこんなとこばかり泊まってたから懐かしいアメリカにやっと来たって感じ。
外には小さなプールとソーダの自販機と氷の機械、部屋には清潔なシーツの異常に大きなベッド、アイロンとアイロン台、そしてバスタブがあった!!!
結局今回バスタブがあったのはこのホテルだけ。

この日も固定席だったしボブのセットは9時過ぎだから余裕だ。
Mark Knopfler素晴らしいけど毎日観んでもいいか~ということで8時くらいに行くことにして少しだけ観光に行くことにした。
ホテルから歩いて行ける距離に(実際向かいの駐車場超えたらすぐだった)Old Sacramentoというなんかよく判らないが古い建物がお店になってる一角があってそこに行った。ここは昔のGold Rushで栄えた町か何からしい。結構楽しかった。

SF、SF、Berkeley,Sacramentoの流れって、関西で言うと中ノ島公演2日間、京都公演、そして倉敷公演みたいな感じか、関西に例える必要ないけど。

誰か判らない人の像   こんな感じの建物が一杯    林檎飴かなー?

そんなこんなで自分用のお土産に銀のピアスもゲット、ボブ友もピアスとオバマTシャツ買ってた。
あと晩御飯にすごく美味しいターキーサンドも買って満足。
タクシーで会場に向かう。

なんとちょうどチケットを受け取りに来たSFのナンバー2のD君に会う。
スーパーラッキーちゃんとお礼とサヨナラも言えた。

会場はセキュリティ厳しいのか緩いのかよくわからない。
大きな金属探知機(久しぶりに見たわ~)で全身スキャンされる。
私ぴーぴー鳴るんですけど。。。それとも常にぴーぴー鳴ってて金属を探知したらビービー激しく鳴るとか?
ぴーぴー鳴ってるけどなぜか笑顔で通してくれた。
・・・アメリカン。

会場グッズ売り場でアルバムジャケットが小さなシールになったシートを購入。チロルより嵩張らないし可愛いし良い感じ。

場内に入るとちょうどMark Knopflerのアンコール曲 So Far Awayが始まるところ、すり鉢半分状の会場はすごく見やすい設計。
席は行ったら11列目真ん中でドットコムのプレセール初日に買わなかった割に結構良かった。
D君は3列目。きっと地元だし初日に買ったのだろう。
ボブ友は行くかどうか遅くまで決めてなかったのでもっと後ろの席になってしまって、しかも鏡が邪魔して見えない位置だったそうだ。

それでよく通路で見てたのかー。
彼女と一緒に見たら楽しいので私も通路に出ようかなーと思ったけど、自分の席でよく見れたし、周りもハッピーな人たちだったからそこにいた。昨日移動して集中力を欠いたことへの反省もあった。
(左手にはアメリカのテレビドラマに出てきそうな主婦っぽい女性3人組。右手には男性2人連れ。結構ハードコアなファンと見たわ)
ボブ友に後で聞いたら追い返されたり、親切な人に空いてる席に入れてもらったりしたけどそこは鏡で見えない席だったりとか色々あったらしい。

なんとこの日の一曲目はYou Ain't Goin' Nowhereイントロ聴いてめっちゃびっくりしたわー。
しかもSacramento熱い!一曲目から総立ちですごい。イメージ的に都会で自由な雰囲気のSF、BerkeleyからSacramento到着したら突然全てがコンサバな感じに変わったなと思ってたのに。。。よっぽど人気あるみたい~。
ボブ、コンサバな町で人気あるのか?

とにかくNowhereという曲だけでもHappyな感じの上、皆がHappyな感じ
しかも次もGirl Of The North Country、もう最高やん!
しかし周りの人みんなTHCが始まると次々座っていく。
THC人気ないのか。。。。
みんな立ってたらいいのに。
後ろで誰かがしつこくリクエスト曲を怒鳴ってる。そんなタイトルあったっけ?Tempestのタイトル思い浮かべる。
突然その人はSIT DOWN!!!!と叫んでたんだと判った。何だか暴力的に怒りを前面に出した怒鳴り方で。それでみんな座ったんや!しかもそのため何か微妙に周りの熱気が盛り下がってしまっていた。
やだな~。見えなかったら立てばいいのにと思う。
私は前の前の人(有名テーパーの人とその連れ)が座らないので立っていた。角度的にボブ見えなくなるので。
気づいてからは微妙な気分だったけど、次のTangled Up In Blueが超盛り上がってそんな気分も払拭。
この日のボブ今回5公演中断突でナンバーワン。
何もかも力強く身体の中まで迫ってこられる感じ。
一度は座った周りの人も立ち上がって歓声を上げながら盛り上がった。ハモニカ部分も最高。

Tweedleが始まって少し沈静化。後ろの人また怒鳴り始めたのもあるし。
前の人座ったので私も座る。

その後、HattieとHollis Brown!!!すごい。
聴けてうれしい!でもなんで?またセットリストで言いたいこと伝える手法か?この町になんかあるのか?

しかも次Mississippi 超嬉しい。ボブもご機嫌っぽい。かなり気分の良い演奏。

HW61また立ち上がって踊る、ここから後半。
次もAin't Talkin'素晴らしかったわ~。もう一回聴きたいな~。早くテープ出ないかな~。

最後は感じの良い周りの人たちと仲良く盛り上がる。

隣りの2人組男性、Thin Manのボブの踊りや動きにくすくす笑ってた(THCの時も)。
やっぱおもろいんや。みんなそ知らぬ顔で見てるからおもろいと思ってるの私らだけかと不審に思ってたけど。
尊敬しててもおもろいもんはおもろいわ!
ああ、でもあの変な動きがたまらなく好きだ
どんどん増やして欲しい。

ボブ友は今夜が最後。明朝帰国する。明日からまた一人行動だ。
今夜のボブの素晴らしさとセットリストの変化を口々に讃えながらタクシーでホテルに帰る。

  
この日はSFに戻るだけなのでゆったり。ホテルの朝食は今回初めて卵とソーセージとじゃが芋までついたアメリカン・ブレックファストだった。ワッフルも自分で焼いて一杯食べた。

ああ、私もあと一回残すのみ。。。



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