券売機券の裏広告 ~その1

平成元年頃、JR東日本の主要ターミナル駅にある券売機券の券紙に変化がありました。

  images (表)

19年の年月で感熱印字が消えかかっていますが、表面は何ら変わらない金額式の券です。

  images (現行券)

様式も現行のものと比べると、自動改札対応による磁気加工のほか、駅名の上のローマ字表記や発行日下の券売機番号、発行時刻追加による券番のレイアウト変更といった点が異なっていますが、基本線はあまり変わっていません。

  images (裏)

ところが、裏面を見ますと、住友生命の広告が印刷されています。

  images (日通のペリカン便)

他にも日本通運のペリカン便の広告など、数種類がありました。

これらの広告付き券紙は発行枚数が多い主要ターミナル駅のみに採用されたようで、その他の駅は裏が白い従来の券紙が使用されました。

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コメント
 
 
 
Unknown (つの)
2008-02-06 14:30:05
この頃は自分も積極的に自動券売機券は集めておりませんでしたので、パナソニックとキヨスクしか持って居らず始めて拝見しました。
このあと、自動改札機対応で黒の磁気テープの上に基本、白のインクで表示されたものも出ましが、そのあとは本格的にはなりませんでしたね。
懐かしいものです。
 
 
 
小生の所には (水浜軌道)
2008-02-08 00:24:24
1990年12月29日付の盛岡駅の金片券に「びゅう」の連続模様が入った券が使用されています。
 
 
 
裏広告 (isaburou_shinpei)
2008-02-08 00:35:48
コメントありがとうございます。
国鉄からJRになっていろいろと増収策が考え出された結果なのでしょうが、なぜか長続きしないまま消え去っているようです、つのさまが仰せられているように、磁気券のものも登場しましたが、短命に終わっているようです。また、水浜軌道さまが仰せられているように、その後に仙台・盛岡地区にも広告券が登場したようです。
いずれにせよ、Suicaシステムによるチケットレス時代に突入し、もはやこのような試みは期待できないでしょうね。
 
 
 
仙台・盛岡地区の広告券 (菅沼天虎)
2008-02-11 00:50:32
当時、首都圏の自動改札化によって、余剰となった原紙の地方に転用されたと聞いた事があります。
 
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