京成電鉄 センター競馬場から60円区間ゆき片道乗車券

前回エントリーで船橋競馬場駅の硬券乗車券を御紹介いたしましたが、改称前のセンター競馬場前駅時代の券が手元にありますので御紹介いたしましょう。


   


昭和51年5月にセンター競馬場前駅で発行された、60円区間ゆきの片道乗車券です。青色JPRてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、やはり山口証券印刷で調製されたものと思われます。

この券が発行された昭和51年当時は、駅名の由来でもある船橋ヘルスセンターが営業していましたが、この頃になるとレジャーの多様化による来場者数の減少が始まって利用客が減少してゆき、さらには地盤沈下防止のため温泉・ガスの採掘が禁止となったことが致命的となって、この券が発行された1年後の昭和52年5月を以って、船橋ヘルスセンターは閉鎖されてしまいます。

その後、約10年ほど駅は「センター船橋競馬場前」駅として営業されていましたが、船橋競馬場駅に改称されています。


   


前回御紹介いたしました船橋競馬場駅の券です。駅名が改称され、ダッチングも菅沼式から天虎式に変わっていますが、窓口番号は同じ「6番窓口」であったようです。


ちなみに、現在「ららぽーとTOKYO-BAY」が建っている場所が「船橋ヘルスセンター」跡地で、当初は「ららぽーと船橋ショッピングセンター」として開業しましたが、「TOKYO-BAYららぽーと」に変わり、現在は「ららぽーとTOKYO-BAY」となっています。

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