新潟交通 県庁前駅発行 120円区間ゆき金額式乗車券

前回エントリーで新潟交通電車線白山前駅で発行された金額式乗車券を御紹介いたしたましたが、同駅では駅名改称前の時代より金額式乗車券を発売していましたので御紹介いたしましょう。


   


昭和59年10月に県庁前駅で発行された、120円区間ゆきの金額式乗車券です。薄青色TTDてつどう地紋のB型券で、前回エントリーの券同様に日本交通印刷で調製されたものです。


県庁前駅はこの券が発券された約7か月後の昭和60年6月に県庁が移転してしまったため、近くにある白山神社にちなんで白山前駅に改称されています。

前回エントリーの中で、なぜ同駅の券が金額式券なのか不明と申しあげました。将来行われることが決定していた駅名改称に伴って乗車券を差し替えすることを嫌って、その「対策」として金額式券としていたのかもしれませんが、一般式券であっても、金額式券のように発駅名と発行箇所名を記入式とすれば良いわけで、やはり金額式である理由がわかりません。


   


裏面です。


この券が設備された当時の日本交通印刷券には「ワンマン対応」という考え方はなかったのでしょうか、他社の券を見ても裏面に着駅等の記載はなく、大抵の場合は券番のみというシンプルなものでした。

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