JR東日本 料補による普通列車用グリーン券

平成26年7月に都内の電車特定区間内にある駅発行された、上野から高崎までの普通列車用グリーン券です。


   


緑色JRE地紋の料金専用特別補充券(料補)で発行されています。

事由欄には「15 Bグ」に〇印を付けて発行する場合もありますが、空白のところに「ホグ」と記入されており、これは「リデー用普通列車用リーン券」ということを表しているものと思われます。


理由が判りませんが、JR東日本のPOS端末で普通列車用グリーン券を発行することはできるものの、休日用(ホリデー)と平日用(平日)の券を発行するキーがないためPOS端末で普通列車用グリーン券を発行することは禁止されており、POS端末しかない駅においては料補による発券となります。

この券を発行した駅は通勤電車の走る直営駅ではありますが、マルス端末の設置された駅ではないため、料補にて発行されています。
発行に当たっては、POS端末で区間の営業距離と駅管コードの確認をし、最終的には時刻表の営業案内のページで料金を確認したうえでの発券作業となりました。


JR東日本では、乗車当日にホームにあるSuicaによるグリーン券発売機で購入できるという理由により、支社や駅によっては料補での普通列車用グリーン券の発券を禁止しているところもあるようで、すべてのマルス非設置駅で購入できるわけではないようです。

そのため、料補によるクリーン券の流通枚数はさほど多くないと思われ、実際にこの券を使用した際のグリーンアテンダントさんは見た途端一瞬固まり、検札スタンパーを捺すことも忘れてしまったようで、未使用のような状態で手元に残る結果となりました。

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