へそ曲がりの真っ直ぐ日記Ⅱ

反日の中韓と国内の反日マスコミを斬る

村田蓮舫の二重国籍問題で朝日、毎日が行っている卑怯な論点すり替え

2016年10月03日 | 報道・ニュース

これが二重国籍問題の本質だ。朝日、毎日など作用メディアのごまかしが目に余る。
【門田隆将の新聞に喝!】
新聞は蓮舫代表の二重国籍問題を正確に報じたか? 重要なファクト隠し論点をすり替えた「朝日」「毎日」

http://www.sankei.com/column/news/161002/clm1610020004-n1.html

■新聞は、ファクト(事実)を正確に伝えているだろうか。それとも論点をすり替えることに加担しているのか。
 久々に、そんな興味深い考察をさせてくれたのが、ネットから発信されて広がった蓮舫氏の二重国籍問題だった。国会が開会となり、与野党の論戦が始まった今、その視点でもう一度、この問題を振り返ってみたい。
 言うまでもないが、日本の国籍選択は、国籍法第14条によって規定されており、「二重国籍」は認められていない。また、外務公務員法には「外務公務員の欠格事由」の項目があり、二重国籍は厳しく戒められている。
 しかし、蓮舫氏は、二重国籍を隠したまま、参院議員に3度当選し、平成22年には、行政刷新担当大臣という閣僚の座にもついていた。16年の参院選の選挙公報には「1985年、台湾籍から帰化」と書かれており、これは公職選挙法の経歴詐称にあたる。また、ネットの告発を契機に過去の蓮舫氏の発言も次々と明らかになった。
 「(日本の)赤いパスポートになるのがいやで、寂しかった」(朝日 4年6月25日付夕刊)

「そうです。父は台湾で、私は二重国籍なんです」(週刊現代 5年2月6日号)
 「在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい」(朝日 5年3月16日付夕刊)
 「だから自分の国籍は台湾なんですが、父のいた大陸というものを一度この目で見てみたい、言葉を覚えたいと考えていました」(「CREA」 9年2月号)
 …等々、かつて、蓮舫氏は、二重国籍を隠すことはなく、堂々とこれを表明していた。つまり、蓮舫氏は、「うっかり手続きを怠っていた」のではなく二重国籍を認識し、その上で国会議員となり、閣僚となっていた。そして今回の告発がなければ、二重国籍のまま自衛隊の最高指揮官であり、外交責任者たる「総理」を目指す野党第一党党首となっていたのである。問題の核心は、ここにある。
 では、新聞はこれをどう伝えただろうか。この核心をきちんと報じていたのは、読売と産経2紙だけで、ほかはこれらの重要なファクトを隠した上で、〈「純粋な日本人」であることは、それほど大切なのだろうか?〉(朝日 9月25日付)〈根底には純血主義や排外主義、民族差別意識があると感じる〉(毎日 同21日付)といった具合に論点はすり替えられた。

過去の蓮舫氏の発言を紹介し、二転三転する同氏の発言を正確に報じなければ、読者に論点は見えてこない。今回もそれらを補い、本質的な論争は、すべてネット上でくり広げられた。そこに生じたのは、ネットでも情報を取得する層と、新聞やテレビのみにこれを頼る層との圧倒的な意識の乖離(かいり)である。
 国民にとって、新聞は、もはや必要不可欠な存在なのか。そんなことまで考えさせてくれた蓮舫氏の二重国籍問題だった
。■

国民の知る権利に応えないメディアには存在する価値がない。

朝日と毎日の卑怯な論点ずらし、印象操作については池田信夫氏も指摘している。
朝日と毎日のすり替える二重国籍問題
http://agora-web.jp/archives/2021808-2.html

■門田隆将氏のコラムで知ったが、朝日新聞と毎日新聞がわかりにくい表現で二重国籍を擁護している。朝日は国籍法違反を擁護して批判を浴びたので、松下秀雄編集委員は「『純粋な日本人』であることは、それほど大切なのだろうか?」と問題をすり替えている。日本国籍は「純粋な日本人」を示すものではなく、国籍法は台湾系の日本人を排除してもいない。二重国籍を認めるかどうかは一長一短で、図のように世界的にも半々だ。

毎日新聞の与良正男編集委員はこう書く。
蓮舫氏が首相になって、仮に日本と台湾との間で紛争が起きた場合、台湾人を父に持つ蓮舫氏が日本を守れるのか、と。でも、この論法で言えば蓮舫氏が台湾籍をちゃんと抜いたとしても、彼らは同じ疑念を言い続けるのではなかろうか。

八幡さんも私も「台湾人を父に持つ蓮舫氏が日本を守れるのか」と言ったことはない。生まれた父親を選ぶことはできないので、それを根拠に「疑念」を言うのはおかしい。日本も1984年までは父系血統主義だったから蓮舫代表は自動的に台湾籍になったが、85年に国籍法が改正されて彼女は日本国籍を取得した。

そのとき「台湾籍をちゃんと抜いた」という彼女の話が嘘だったから、われわれは問題にしているのだ。これは与良氏のいう「国家を優先するのか、個人を優先するのか」という話とも無関係だ。たとえばイスラエルとシンガポールの二重国籍だと、18歳になった男性は全員イスラエルで3年間、シンガポールで2年間、徴兵される。国籍は個人の最大の問題なのだ。

二重国籍の人は外交官になれない(本来は自衛官にもなれないが明文の規定はない)のだから、首相にも外相にも防衛相にもなれないのが当然だ。蓮舫氏が批判を浴びているのは、「首相をめざす」という人物が国籍を偽って国会議員に当選し、それを指摘されても嘘をつき続けたからだ。

さすがに朝日も毎日も、正面きって「国籍法違反は悪くない」とは言えないので、「やはり根底には純血主義や排外主義、民族差別意識があると感じる」といった印象論で逃げている。そう感じるのは自由だが、その印象に根拠があるなら論理的に表明し、誤った印象なら是正するのがジャーナリズムというものだろう。■

朝日と毎日はジャーナリズム失格である。今更言うまでもないが。

二重国籍問題については、アゴラ編集部が9月29日に公開質問状を出している。
【公開質問】蓮舫さんへの情報開示のお願い
http://agora-web.jp/archives/2021749-2.html

村田蓮舫は答えるのか答えないのか。民進党の対応も問題なのだ。