IPS2006

国際プラネタリウム協会(IPS)2006年総会・メルボルンからの報告

スカイスキャンのデモより(2)

2006年07月28日 | Weblog
途中から入ったので詳しくはわかりませんが、こちらはデジタルスカイ2で、上空の宇宙線の様子をシミュレーションした映像を見せています。シカゴのアドラープラネタリウムとシカゴ大学が作ったデータのようです。これもリアルタイムで動いていました。
(新井達之 記)

スカイスキャンのデモより(1)

2006年07月28日 | Weblog
今日もスカイスキャンのデジタルスカイ2+デジタルユニバースをたっぷりと見ることができました。
地球から宇宙の果てまでの旅、本当にリアルタイム操作です。途中で何人かのオペレーターが交代しながらいろいろな映像を操作して解説していました。
(新井達之 記)

E&S SPTIZ ショーケース

2006年07月27日 | Weblog
E&Sとスピッツのデモより、カガヤスタジオの『銀河鉄道の夜』の1シーン。
ほかにもいろいろな番組の予告編が上映されました。
2年前は全天CG作品も意味不明なものや質の低いものも混ざっていましたが、全体的に相当レベルが上がったという印象を受けました。
(新井達之 記)

プラネタリウムショーケースでの発表

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

画像を撮影できないので、メモレポートします。

●Guilding light -navigating by the stars
 メルボルンプラネタリウム制作番組

船の航海を例に、星の位置や見え方などを紹介。
いかにもプラネタリウムらしい演出を使い、大変好感が持てました。
このまま日本語に翻訳しても、日本人にも好評をいただけそうな内容です。
昨日のメルボルンの番組にも感じましたが、わりと日本人好みしそうな内容だと思います。

●E&S SPTIZ ショーケース

様々なプロダクションの番組を短く紹介するという形。
この中に、現在、サンシャイン・スターライトドーム満天で公開中の「銀河鉄道の夜」のデモが含まれていました。ストーリーはなく映像とBGMのみです。
周りにいた人たちに「銀河鉄道の夜」をどう思ったか聞いてみましたが、ビューティフル!・ファンタスティック! という声を頂きました。メルヘン風なテイストのデモはこの番組だけでしたので、参加者にも新鮮にうつったことでしょう。

●デジタルユニバーズ

これは、スカイスキャンのデジタルスカイ2のプラグインソフトです。
地球から宇宙の彼方までいざなっていただけます!
元々、デジタルスカイ2はマウスを中心に自由自在に操作し、ドームに映し出すことができます。(写真がその様子)
あまりにも簡単にさくさく動かしているため、本当に操作しているのか?と疑問になります。非常に素晴らしいソフトでした。

●アストロノート
 A Nation Space Centre Production (イギリスの会社)

宇宙飛行士になるためにはどうしたらよいか?という内容の番組でした。
独特な雰囲気な番組で、あるとき突然パロディー形式で紹介されるため、その凹凸の激しさについていけないところはありましたが、パロディーのシーンは会場内大爆笑となりました。

●ブラックホール
 Denver Museum of Nature and Science

迫力満点のブラックホールです。金額も相当にかかっているようで、しっかりとした作りが魅力的でした。

あと3作品ほど見ておりますが、あまり印象的ではないので紹介は割愛させていただきます。

デジタル式となると、様々なプラネタリウム番組を見ることができます。今までのプラネタリウムではなかなか難しかったことが、今やこのようなことができるようになったわけです。素晴らしい!です。

ずっと昔に行われていた全天周映像の発表会を思い出しました。


コンソール

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

プラネタリウムといえばゴツゴツとしたボタンやダイヤルが・・・という感じですが、ここはフルデジタルプラネタリウムです。あるのは、パソコンのモニターとマウスとキーボードだけ。どこかのオフィスとさしてかわりません。

今回は、E&SとSKYSKANのデモがあるため、パソコンのセットが多い状況です。

27日プラネタリウムショーケース

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

ついに最終日となりました。もう終わってしまうのかと少し寂しくも感じます。

3つのセッションが同時に進行しますが、私はプラネタリウムショーケースの方に参加しました。ほとんどの人がこのショーケースに参加していたようで他のショーケースの発表の方は可愛そうです。

プラネタリウムを記念に撮影するときは、必ず真ん中の「ご本尊様」を撮影するものですが、ここはフルデジタル施設ですので、記念撮影できそうなものはありません。フルデジタルのある意味欠点?かもしれません(笑)




SCidomeの機器

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

先日のレポートはドームの概観だけでしたので、中身を撮影しました。
このような単眼のビデオプロジェクターです。

会場の写真(メルボルンプラネタリウム)

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

こちらがサイエンスワークス博物館のメルボルンプラネタリウムの外観です。
全体を撮影できる場所がないため、該当部分のみの撮影です。
ドーム状の建物ではないため、ちょっとわかりにくいです。

会場の写真(カールトンクレストホテル)

2006年07月27日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

会場のカールトンクレストホテルです。
真ん中のクリーム色の建物です。

ホテル自体はそれほど大きくはありませんが、内装は綺麗で会場にはとても良い感じです。

このホテルはメルボルン市街地の南側で、アルバートパークのすぐ横にあります。
F1をご存知の方は「オーストラリアGP」の市街地サーキットで有名な場所です。
この近辺のホテルはF1のころの宿泊料はとんでもない金額になるんだとか・・・。

とても大きな公園で、一周6キロを歩いて散策しましたが、とても気持ちがよかったです。

ソニーSXRDビデオプロジェクター

2006年07月26日 | Weblog
(宗像ユリックスプラネタリウム 加藤 治 記)

 プロギャラにお邪魔しまして、ソニーのSXRDプロジェクターを拝見させていただきました。かなり大きなビデオプロジェクターです。
 ボディーなどは光漏れ防止のため、箱で覆われています。また、後ろに大きな筒がついていて、相当な高温になるのかな?と想像されます。

 元々は映画用に開発されたプロジェクターだそうですがから、プラネタリウム以上に用途があるプロジェクターになりそうです。

 また、五藤光学でもすでに自社ドームで試写を行っているそうです。