犬もおだてりゃ人捜す

偶然見た「犬あげます」のチラシ。そんな出会いから迎えた子犬が、災害救助犬になったのだ!

シャウト!

2008年04月30日 | お気楽日記
You Tubeで、なつかしの音楽などをよく検索しては聴くのですが、このまえ見つけたのはVan Halenのライブ映像でした。

大学時代の友人が、昨年事故死してしまったことを、今月の初めに後輩から聞き 「あ~、そういや、あいつとこんな曲もいっしょに演ったな~」なんて感慨に浸っておりましたら(事故死したその友人は、旧東ドイツでプロとして活動していたほどの、腕のいいピアニストでした)後ろで聴いていて、興にノった家人がサミー・ヘイガーを真似て「アゥッ!!」とシャウトしました。

その途端、ワワワワワ~ン、グルルッ、ワンワン!!と花とちゅらの大合唱。
どうやら家人のシャウトを、正体不明の野獣の襲来と勘違いしたようでした。

寝ていた2頭が、瞬時にあれだけ本気モードになれるシャウトとは、ボーカリストとしてはともかく、ヘルパーとしてなら、なかなかのもんでございます。
早速、次回の練習から使いましょう。


Van Halen - Dreams



めんそ~れ

2008年04月29日 | お気楽日記
な~んか今月は気ぜわしくて、なかなか記事のアップも出来ないでおりました。
なわけで、久々の更新でございます。

先週末はなんと、はるばる鹿児島から黒らぶ警備隊のCheeママさんご夫妻が沖縄にいらしていたのでありました。

入梅前のとってもお天気に恵まれた3日間でした。

で、わざわざ沖縄まで来られて、何をしたかと言いますと・・・・


ハイ、もちろん訓練です。

観光そっちのけで、土曜の朝から訓練三昧!
ヘルパーとして、アドバイザーとして、大活躍のお二人なのでした。

そして、人も犬もたっぷりと遊んだあとは、とある「すばらしいお宅」で、

海を眺めながら、BBQ



救助犬の先輩であるお二人から、参加者それぞれが得たものは多かったと思います。
今後、さらに頑張りましょうね~


BBQって・・・・アタチたちは何にも食べてませんけど?

また来てくださいね~!


猟犬

2008年04月22日 | お気楽日記


まだちゅらのすけがパピーの頃に、アメリカから送ってもらった猟犬用の・・・う~ん、これは何て言うんだろ? とにかく着るものです。
ウェットスーツみたいな素材で出来ていて、わき腹のところは補強も入ってます。
さすがに本格的ですな。

先週の土曜もそうでしたが、捜索訓練のたびに、お腹に擦り傷、切り傷を負って帰って来るちゅらのすけなので、今度からこれを着せましょうかね?
あ、でも、そしたらいよいよ猟犬らしすぎますね。
やっぱり、やめとこう。

So that others may live 花もちゅらも行く

2008年04月08日 | お気楽日記
以前からその存在は知っていたものの、近所の本屋さんにはなかったので、購入が延び延びになっておりましたが、やっと買いました、これ。



災害救助犬ハンドラーの端くれとしては、これは早く読まねばなるまい!ってことで、買いましたよ。
文庫版でしかも中古なので、本より送料が高いくらいなんですけどね。
それにしちゃあ、中身が濃くて面白かったです。いい買い物でした。

というよりも、実は・・・・
「うわぁ、これは大変な世界なんだな。日々の訓練にしても、もっともっとレベルを上げないといけないし、ハンドラーとしても勉強することは山ほどある。これはえらいところに足を踏み入れたもんだ」というのが、正直な感想です。

この本の著者は、こう書いています。
「ハンドラーとして1番大切なことは、犬の反応を読み取ること」

まさしくその通りで、実際の捜索現場においての、著者と犬との無言のやりとりは、完全な「会話」と言っても差し支えないほど、お互いの意思が通じ合っています。
山の中でいっしょに捜索する、警察や消防、森林警備隊のひとたちが、迷ってしまうような状況でも、著者は自信たっぷりにこう言ってのけます。

「要救助者は、このせまい道を行ったに違いないわ」
「どうしてそんなことが言える? ここまで来れば、彼ら(要救助者)は、自力で下山しようと広い道を選択したと考えるのが普通じゃないか?」
「だってこのコ(犬)が、そう言っているんですもの」
そしてその後、この言葉通りに見事に発見します。
う~ん、すごい・・・・

花よ、ちゅらのすけよ、これから更にハードな訓練を積まねばなるまいぞ。
しっかりついて来いよ!

あ、それ以上にハンドラーでしたね、ハイ、がんばります。

完治

2008年04月01日 | お気楽日記
ご心配をおかけしましたが、ちゅらのすけのケガはすっかり良くなりました。
昨日の夜には痛みもなくなったようで、元気に花と遊んでいました。
大事をとって、「おもちゃ、投げろ~」の催促は無視しましたけどね。

病院に行ったのは、訓練&海遊びの後だったので、脚も痛かったでしょうし、疲れてもいたのでしょう、待合室で小型犬たちがギャンギャン言っているそばで、伏せのコマンドで大人しくしていたちゅらでした。
連れて行かれてレントゲンを撮っている間も、おりこうにしていたようです。
炎症止めの注射だって、怖がりも痛がりもしませんでした。(注射がどういうものか、わかっていないだけですけど)

そんな様子を見て、獣医さんが
「このコは本当に人のことをよく見ていますね。賢いですよ」と仰ってくださいました。

家庭犬としては、ほぼ申し分のない花とは違って、ごく一部のフリークを除いては、滅多に褒められることがないちゅらのすけですから、ここは素直に喜ぶべきところです。
家に帰って「獣医さんも、ああ仰ってたし、やっぱりこいつは天才とちがうやろか?」と家人に話しましたら、親バカね~と、鼻で笑われてしまいました。