インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

野球教室

2011年10月12日 | 歴史

雨でグラウンドが使えなかった日。
急遽区民センターの一室を借りて、高学年を対象に野球教室を開催しました。


早くから来て、自分達で机の準備をします。

塾生達は、教わる姿勢と言うのがきちんと身に付いていますね。


適当に座る塾生達。

あれ?
ユースケ嫌われているのか?^^
偶然です。


大体の塾生達が揃った所で、机上訓練を開始します。

この机上訓練、子供たちに非常に有効である事は、過去の実績から見ても明らかです。


試合の中に出て来るシチュエーションを想像させます。

そのひとつひとつをじっくりと考えさせるんですね。


その時の理想の結果と、最悪の結果を守備と攻撃側から考えさせます。

意外と単純な事を見落としているケースが沢山ありますよ。


真剣に聞く塾生達。

初回、無死一塁のケースで、攻撃側の理想は?
はい、走者を二塁に送る事です。
違います。


なんとなく行っていたプレーの意味が理解できて来ます。

最低限でもやらなくてはいけない事。
絶対にやってはならない事。


あの時、怒られた理由が今頃解って来ました。

自分達の野球って、こんなにレベルが低かったのか。


色んなシチュエーションで、思いつくプレーを全て言わせてみます。

色んな答えが出されますが、それでも全てを言い当てられない塾生達。


次に2つのグループに分けて戦わせてみました。

あるシチュエーションを前提に、攻撃側と守備側で何をするかを考えます。


自分達の理想の形にする為には、どうすれば良いかを話し合いますよ。

こんなに真剣に野球を考えたのは初めて。


作戦だけはかなり高度な戦術展開をする塾生達。

ここで、次の塁を狙うと見せかけて・・・
バッターはバスターから三塁側に・・・


恐らく相手チームはこんな事をしたいだろうから。

それを防ぐフォーメーションは・・・
セカンドが守っている位置が重要だな・・・


あーでもない、こーでもない・・・

おい、結論は出たのか?
いえ、まだです。
お前ら試合中に会議をするつもりか?
さっさと決めろ。


で、とんでも無い回答をすると、こんな目に遭います。

机上訓練とは言え、罰則はしっかりと体育会系の平成塾。


自分達の考えたフォーメーションを発表します。

ここで気をつけなくてはならない事は、1点を守りに行って大量点を相手に与えてしまう事。
そうならないように、大怪我をしない為のフォーメーションとは。


続いて攻撃側が作戦を発表します。

相手のフォーメーションに応じて作戦を立てられるので、本来は攻撃側が有利なんですけどね。


しっかりと野球の考え方を教えてあげました。
流れを自分達の物にする為に、やってはならない事ややらなくてはいけない事。
更には走者が出た時の考え方などを学習しましたよ。


午後からは有志達で練習をします。

公園なので、使うボールは柔らかいボールが中心。


こちらは投球練習を行う投手陣。

午前中の机上訓練で、自分達に何を求められているのか理解できたようです。


こちらは野手陣。

後ろに上がったフライを追う練習をします。


前のフライは簡単なのに、後ろのフライってどうしてこんなに難しいんだろ。

俺はどっちへ向かって走ろうとしてるんだ?


あちゃー 

せっかく追いついたのに・・・


で、練習の後はスポンジボールを使って紅白戦。

実戦になった瞬間に午前中の教えを綺麗さっぱり忘れる塾生達。
やってはならない事をわざとか?と思えるほどやってくれました。

道は果てしなく遠く険しい・・・(-"- )





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