奄美自然観察記

高のフィールドより

美しい翅 アオタテハモドキ

2006-11-08 18:56:29 | 昆虫




目の覚めるような美しい翅のアオテテハモドキ(♂)が、農道の上で
翅を広げていました。ここ1週間で数回みていますが、何故かまだメ
スには出会っていません。10年ぐらい前までは、主に八重山諸島な
どで生息していて奄美では珍しい蝶だったのですが、最近ではよく
見かけるようになりました。昆虫は、地球温暖化を敏感に感じとって
いるようです。これは私たちはとっては、ある種の警告とも受け取れ
ますので、喜んでばかりはいられませんが。

【島口バージョン】(キシゆむた)
目ぬ覚めぇんにししゅんきょらっさん翅ぬアオテテハモドキ(♂)ぬ、
農道ぬ上なんてぃ翅ばひるげぃとぅたっと。くん1週間なんてぃ何回
かにりゅりょんじゃが、ぬががぬうなぐぬチョウチョやまだにしにゃ
んが。10年べりめぇーがれぃや、だいたいが八重山諸島ぼてなん
てぃうてぃ、島なんてぃやむじらっさんチョウチョありょうたんじゃが、
近ごろやあまくまなんてぃにんにしなりょうたっと。虫類や、地球温
暖化ばゆんま分かとぅりょうんじゃや。これぃやわきゃんに、きぃち
きしょらばいかんどぉちいしゅんかな、ゆるくでぃべりやうららんどぉ。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
« やはり渋かった リュウキュ... | トップ | ガクが実にゆ合 タンゲブ »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わぁ~、きれい! (しら)
2006-11-08 22:29:41
見惚れるくらい美しい蝶ですね。こちらでは蝶の姿が消えつつある季節なのでとっても羨ましいです。温暖化の影響でよく見られるようになったようですが、生き物たちは気候に敏感でほんとに正直に生きていますね。
返信する
夏が長く、冬は短く? ()
2006-11-09 18:59:58
地球温暖化で、夏は長く、冬が短く感じられるようになるそうです。関東地方でナガサキアゲハが見られたり、ベニトンボが九州で繁殖するようになったりと、昆虫類の生息域の北上の現実は、ちょっと異常な状況ですよね。人類は、そろそろ真剣にならないとしっぺ返しが大変なことになるのに・・・。まずは、足元からやれる小さな自然保護・環境保全を、より多くの人々の手で・・・ですね。
返信する
ほんとに! (しら)
2006-11-09 21:48:10
地球環境はもう手遅れ!と言い出す学者もいるようで、なかなかいい方向には進んでいきませんね。戦争をしている場合ではないし、経済やお金を生みだすためにさらに環境を破壊し続けている場合でもないはずなのに。
それでもあきらめずに、自分のリズムで楽しみながら前進したいですね。何よりも自分が大好きな自然や生き物たちのために!
返信する
それぞれが出来る事を ()
2006-11-10 18:06:37
同感です。それぞれが自分にあったスタイルで、日ごろからお世話になっている自然へ、「お返し」として無理なく出来る事を続けていくことですよね。もちろん楽しみながら。「気負いのある自然保護うんぬん」は、あまり好きではありません。
返信する

昆虫」カテゴリの最新記事