アカハラダカ観察で行った沖永良部島、そこでみた
印象に残った風景の一部です。
定期船「マリックスライン」で伊延(いのべ)港に着いて、
まずはお昼を食べに行った和泊(わどまり)の街。わりと
人通りは少ないようです。
北部の国頭小学校の庭にある日本一と言われるガジュマル。
翌日は運動会ということで、校庭にはテントが張ってありました。
最北端の波に強い「フーチャ」。フーチャとは、隆起サンゴ礁が
荒波で浸食されてできた「潮吹き噴き上げ洞窟」のことです。
沖泊海浜公園での風景です。上は水が流れ出てくる山裾の泉の
周辺。中は沖泊キャンプ場から海岸に降りるアダンのトンネル。
奥には海が見えます。下は海岸線で、白砂の広い浜です。
島のほぼ中央にある標高189mの越山(こしやま)の山頂にある
モニュメント。巻貝と蝉、少年と山羊、それぞれに強烈に印象を
残します。
越山山頂から和泊の街並みを見下ろした風景。隆起サンゴ礁の島
らしく平坦な土地を利用して花木栽培が盛んに行われています。
紀元1400年ごろ、島が琉球王国のもとにあった頃の世之主(よのぬし)
の墓。重要文化財として鹿児島県の文化財に指定されています。
隆起サンゴ礁の島で大きな川もないため、地下水が出てくる場所を
暗川(クラゴー)と呼び、生活水として大切にしていました。この住吉
暗川もそのひとつで、入り口にはシダ類のホウビカンジュの群落が
垂れ下がり、神聖な雰囲気を醸し出しています。
上の住吉暗川のそばにある高倉。奄美大島の四本柱の高倉より
大きく、柱は九本もあります。屋根の入り口に架ける梯子も丸太を
くり抜いて使った独特のものでした。
5年前の今日
モニュメントもすごく個性的でステキです!
ちょっぴり私の描く絵にも共通するものを感じました。
セミはそのまま登ったら青い、青い空に吸い込まれそうですね。
あって、全体の構図はいい写真になりませんで
した。巻貝のモニュメントにはエラブユリの絵
も彫ってありました。
お陰様でブログの文字を150%に拡大して見えるようになりました。
でも新聞の活字はまだ読めません。
沖永良部島といい、和泊は昔行ったことがある懐かしいところです。確か「奄美興発」という砂糖の精製工場でした。私は2週間くらいいましたが旅館に冷蔵庫もない時代でした。
所に、「南栄糖業」という名前になっていま
す。沖永良部島では現在もサトウキビ栽培や花
木栽培が盛んです。