奄美自然観察記

高のフィールドより

鮮やかな色は毒の証  オオシマカクムネベニボタル

2009-03-14 19:54:11 | 昆虫



鮮やかな赤色が美しいオオシマカクムネベニボタルを久しぶりにみま
した。ベニボタルの仲間なので光ることはないのですが、体内に毒を
持っていて身を守っています。この個体はオスで、立派な触角によっ
てメスの性フェロモンを感知するものと思われます。奄美や沖縄諸島
に分布する固有種です。

【島口バージョン】(キシゆむた)
ちゅうさんはー色ぬきょらさんオオシマカクムネベニボタルばまれぃま
れぃにょうたっと。ベニボタルぬしじょあんかなひきゃるんくとぅやねん
ば、どぅぬ中じどぅくばむちゅてぃ守とぅんちゅか。くんむんやインガあ
てぃ、ふっさんつのし、ウナグぬ性フェロモンばにおしゅんだろうや~。
島とぅ沖縄ぼてぇなんてぇだけうんしじょだりょっと。
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2 コメント

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毒を持ったホタル! (kawasemi)
2009-03-15 08:36:51
こんな綺麗な蛍が、毒を持っているとは、驚きです。昔「銀座の蝶」の中にも毒をもった蝶がいたようですが、その後、どうしただろうか? 触覚というのですか鎧兜のようにギザギザを備えていますね。色に似合わぬ曲者と見ます。でもこの時期に蛍とは早いです。ゲンジボタルでさえ乱舞は6月中旬ですが?
  
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ホタルとは違うベニボタル ()
2009-03-15 21:18:24
奄美でも発行するホタルが何種類かいますが、
このベニボタル科の甲虫はホタルと近縁です
が、発光しないホタルです。奄美の発光する代
表的なホタル・キイロスジボタルは6月下旬頃
からよく見かけるようになります。
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