奄美自然観察記

高のフィールドより

与論島でみた自然(夏)  風景など

2012-08-02 21:24:03 | 鳥類

徳之島の次は与論島での海鳥調査です。与論島は徳之島に
比べ小さいので1泊2日で滞在しました。調査の合間にみた
場面や風景です。




与論島の表玄関・与論港です(空港もすぐ隣)。正面の
大きな岩礁にベニアジサシの大群がいて迎えてくれ、
大感激しました。



与論港のすぐ傍の海岸がとても美しい。与論島の海辺は
真っ白に近い砂浜と紺碧の海のコントラストが美しく、いつ
来ても心が癒されます。



与論島の高台・琴平神社付近からみた景色。以前に比べ、
サトウキビ畑が少し増えてきたような印象を受けます。



その琴平神社を下った辺りに新たに設置されていたモニュ
メント・ヤンバルクイナ。もちろん与論島には生息していま
せん。すぐお隣の沖縄の日本復帰40周年を記念し今年設置
したもので、沖縄との交流の深さを感じます。



ベニアジサシや珍しいマミジロアジサシが繁殖していたとある
岩礁。繁殖状況を確認するため、沖の岩礁のトンネルの向こう
側(沖側)に泳いでいきました。それだけで未知の世界に足を
踏み入れたような瞬間を味わいました。



岩礁のトンネルを泳いでいたとき、深くなっていく海底を見て
いると、イソギンチャクの傍にいる美しくてかわいいクマノミの
姿を目にしました。



一通り調査を終え帰りの船の出港まで少し時間があったので、
以前から一度みてみたいと思っていた「与論民族村」に行って
みました。



印象に残ったもののひとつが、この焼酎を造る樽(酒税法が出来て
からは密造酒?)。昔は米やイモも貴重だったので、ソテツの実
(手前のビンの中に入っているもの)を使っていたようです。



「民族村」で芭蕉布の糸を紡いでいるおばあちゃん。細かい神経の
いる作業です。何となくほっとする光景でした。



与論島を去るときに船からみた夕日です。


5年前の今日

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