奄美自然観察記

高のフィールドより

遅めの営巣  ルリカケス

2012-04-08 23:18:51 | 鳥類




ここのところ天気はいいものの、まだ少し肌寒い風が
吹いています。昨年秋のイタイジイアマミアラカシ
どの実の付きが悪く、ルリカケスの営巣に影響を与え
ているように感じます。今日から巣材を運び始め営巣
を始めたペアを確認しました。イタジイの洞に巣材を
運ぶ様子を観察していると、洞に敷き詰める枯れた小
枝を上手に折ったり(画像1枚目)、枯れたリュウキュウ
テイカカズラ
の蔓をくちばしで剥がし取ったりと、なかなか
面白い光景でした。3枚目の画像は、4日前に撮った
別の場所で営巣していたペアで、すでに敷き詰めたた
くさんの小枝の上に造る産座用の柔らかいイタジイの
皮の繊維を運んでいるところです。ちゃんと卵が孵化
してヒナが生まれ、巣立ちできるよう願っています。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。
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