奄美自然観察記

高のフィールドより

市理原林道ウォーキング観察会  ヤマコンニャクなど

2017-07-02 23:33:48 | 植物





梅雨も明け、暑い夏を迎えた龍郷町市理原(いちりばる)で、今回で53回目となるウォーキング観察会を行いました。市理原林道に入る直前、何とオオゴマダラ(写真2枚目)が、ひらひらと大きな翅を動かしながら飛んで行きました。あちこちで満開のノボタンの花には、花粉を食べに来たアマミヘリグロツユムシ(写真3枚目)や、花に来たアマミクマバチを捕えたアマミアズチグモ(写真4枚目)なども観られました。





林道脇に生えていたオオカラスウリの花がまだ結構落ちずに残っています(写真2枚目)。また、シロノセンダングサに来た美しいアオタテハモドキ(写真3枚目)や、交尾中の蛾・キオビエダシャク(写真4枚目)なども観察。






さらに林道を奥に進んでいくと、リュウキュウアオキ(ボチョウジ)の花(写真2枚目)が咲いていて、近くにはバーバートカゲ(写真3枚目)なども姿を現しました。そして圧巻だったのはヤマコンニャクの実(写真4枚目)、下側半分がピンク色で上半分が紺色、何か作り物のようにさえみえます。久しぶりの美しい実とのご対面に、私もかなり感動しました。その後、山頂付近でお昼のお弁当を食べ、午後からは東側の眺めの素晴らしい林道(写真4枚目)を、気持ちよく散策しました。

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