奄美自然観察記

高のフィールドより

残念な行為  湿地埋め立てと森林伐採  

2008-05-23 19:12:08 | 風景






今日は非常に残念な破壊行為を目の当たりしてしまいました。ひとつ
は、マングローブのすぐそばまでの埋め立て行為、もうひとつは豊かな
森林の伐採行為です。奄美の自然は豊かですが、一方でこうした残念
な行為が行われているという事実です。自然との共生や世界自然遺産
登録などが「美しい言葉倒れ」にならないよう、自分には何ができるの
か、何をしなければならないのか、改めて考えさせられます。

【島口バージョン】(キシゆむた)
省略いたします。すみょうらん。


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6 コメント

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痛々しい光景・・・ (kiyoni)
2008-05-24 02:24:08
本当に胸の痛む光景です。島を出た人間が言うのはおこがましいかもしれないけど、島の自然をもつと大事にしてほしい。
 森が無くなれば魚も寄り付かなくなります。
 島から森が消えたら何が残るでしょう。
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奄美に開発規制は (あきもと)
2008-05-24 16:46:06
心痛む光景です
私自身、首都近郊の農村に生まれ
開発とともに少青年期を過ごした者として
身の痛みとして感じる究極の”故郷喪失”です
あえて経済優先を主張する人々に言いたいのは
奄美の自然は、十分経済的価値もあるということです
目先の利益ではなく
より長期的な、人々の心に訴える利益・・・
そのために現状の自然を死守してほしいと・・
遠くから祈っています
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自然と調和した発展 ()
2008-05-24 21:14:22
奄美で林業が必要か? という議論もありますが、
私たちが紙や木材製品を使っている以上、木材生産
と視点も無視はできません。しかしながら、豊かな
自然を有する奄美の進むべき方向は、できるだけ自
然を残しながら、自然を生かした調和ある発展とい
う方向でしょう。エコツアーや奄美の自然を生かし
た特産品の開発など、自然を生かす多くの課題があ
ります。自分自身、そして島内外の方々が進むべき
方向をしっかりと位置づけて、さらなる努力をして
いく必要があります。
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「物」から「心」へ。 (しら)
2008-05-24 22:40:06
物の豊かさから心の豊かさへ変換していく時期にきているように思います。森は全ての命を育む大切な場所。植物や生き物たちは私たちの五感を育ててくれる大切な存在。奄美だけでなく日本の、それぞれの自分たちの足下から自然を取り戻す努力をしていきたいものですね。それには「足るを知る」精神が必要なような気がします。
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反対するのは簡単 (磯者)
2008-05-26 10:45:22
島の自然が破壊されていく様を見るのは非常に心が痛む。

ただ、この行為が法律に触れているものであれば、止めさせることもできるだろう。

なぜ埋め立てはいけないのか、それはそこに住む動植物に悪い影響をあたえるからだろうが、だとすれば、その水域一帯を「保護水面」に指定する努力も必要では無いだろうか。
(埋め立てたところが保護水面に指定されていたら、埋め立てを許可した行政に配慮がなさ過ぎるのか、若しくはそれ以上に埋め立てが必要だったとしか考えられないが)
森林の伐採については、原則自分の土地であれば法律に触れない以上、他人はとやかく言えない。
なぜ、山の木を伐採しなければならないのか、理由はどこにあるのか、根本を見極めないことには解決方法も見つからないとおもう。

自然破壊だから反対と声高々に言うのは簡単。

山の木を切っている人々からすれば、「じゃあ、あんたが食わせてくれるのかい?」と きっと言いたくなるだろう。
奄美の山を守るには、自然破壊になら無いような計画的な伐採及び植林が必要だし、これが出来るように条例などの法整備をすることが急務だと考える。

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私有地が多い奄美の山 ()
2008-05-26 19:56:06
皆さんが言われることは、そのとおりだと思います。
伐採などによらず、どのようにしたら自然と調和が
保たれつつ豊かな生活(精神的にも)ができるのか、
私たちも、現在の法律や条令などで、できることで
きないこと、新たな法整備はどうあるべきか、など
を学びつつ、解決策を探っていきたいと思ってい
ます。私有地が多い奄美の山の現状では、ナショナ
ルトラスト運動なども解決策のひとつかもしれませ
んが、短期的、長期的の両面で解決策を探っていく
ことも大切なように思います。もちろん、自分たち
のライフスタイルの見直しも含めて・・。
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