奄美自然観察記

高のフィールドより

山のイソギンチャク? ベニナギナタダケ

2011-11-07 20:49:29 | 菌類



腐葉土の多い地中から、鮮やかなオレンジ色のイソギンチャクの
触手のようなものがニョキニョキと出ています。これは菌類の仲間
でベニナギナタダケです。つまりキノコの一種で、赤い棒状のものを
「ナギナタ」にたとえてこの名が付いています。ナギナタ(薙刀)と言
えば、戦時中にモンペ姿の女性がハチマキを締めて、潔く振り回す
白黒の映像を思い出します。今時の若い人にはすでに死語なって
いて、何のことか分からないのではないでしょうか。むしろ「イソギン
チャクダケ」の名のほうがぴったりするのでは、と思ったりします。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
腐れとぅん地ぬ中ら、はっきりしゅんはーさん色ぬイソギンチャクぬ
てぃにしぃしゃんむんぬニョキニョキちいじてとぅりょっと。くれぃや菌
類にしじょあてぃ、ベニナギナタダケだりょっと。つまりやナバぬしじ
ょあてぃ、はーさんにししゅんば「ナギナタ」ちたとえてぃくん名ぬ付
ちゅりょっと。ナギナタ(薙刀)ち言いば、戦時中モンペ着ちゅんウナ
グんきゃぬハチマキば締むてぃ、ひった振り回しゅんしるくるぬ映像
ぬ思もぇじゃしゃりょっと。なま頃ぬ若ーさんちゅにやちかわらんなと
ぅてぃぬーぬくとぅか分からんやあなんかい。うれぃんま「イソギンチャ
クダケ」ち名ぬほうがはっきりしゅんやあなんかいち思ったりしょっと。


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