奄美自然観察記

高のフィールドより

もしかして皮膚病?  アマミイシカワガエル

2016-10-22 18:16:21 | 両生類




昨日の湿度の高い日のことですが、深い森林の中で苔の生えた倒木の上に、じっとしているアマミシカワガエルを見つけました。そっと近づいて写真を撮っていると、右側の首のあたりがちょっと変です。最初は枯葉でもくっ付いているのかと思ったのですが、どうも皮膚自体が白っぽいカビの生えたような感じに見えます。このような個体は初めて見ました。10年ぐらい前に、きわめて感染力が強く治療方法がないとされた「ツボカビ症」が日本で確認され、カエルの大量死が心配されたことがありました。まさかそういう類の病気ではないと思いますが、ちょっと心配になります。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬほむぇきゅん日ぬくとぅありょうんじゃが、深さん山ぬむりぬむぇーとぅん、とおれぇぎぃぬうーじ、よおりっくゎしゅんビッキャ(アマミシカワガエル)ば、にっきりょうたっと。よりっくゎ近ゆてぃ写真ば写しゅたっとぅ、右側ぬ首ぼてぇぬ、なありくゎしゅうだかりょっと。初むぃや枯葉でもくっかとぅてぃかいち思たんじゃが、だいたいこー自体ぬしるぶぇっとぅコウジぬむぇーとぅんにしにゃあれぃっと。かしゅんむんや初むぃてぃにょうたっと。10年べりむぇー、むるうつりゅん力ぬちゅうさんあてぃ、のおしゅん方法ぬねんちいゃっとぅたん「ツボカビ症」ぬ、日本ぬにっきらってぃ、ビッキャカぬいっぱい死にゅんやあなんかち、しわしらったんくぅとぅぬありょうたんじゃが。まっさかうがしゅん病気やあなんち思ゆんじゃが、なありくゎしわなりょっと。



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4 コメント

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心配です (おじんの独り言)
2016-10-23 07:41:42
おはようございます。
心配ですね。
自然の中ではいろいろな戦いがあり病気になるのは人間に限りませんね。
記事を拝見してカエルツボカビ症について調べてみました。
2006年12月に飼育されているカエルから検出されたそうで、もし野外に広がると両生類の絶滅をも引き起こしかねない大変危険な病気のようです。
環境省も注意を喚起し警戒しているようです。
しかし日本ではカエルツボカビが昔から自然に存在し、日本の両生類は抵抗力を持っている可能性が高いという資料もあり、騒ぎすぎという意見もあるとか。
色々ですね。
私たちは自然の動植物が元気に繫栄し楽しませてくれることを願うばかりです。
このカエルも単なる皮膚病で、負けずに元気に回復してくれるといいですね。
色々学んで楽しむことができました。記事を有難うございました。
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ご意見ありがとうございます ()
2016-10-23 19:25:57
コメントありがとうございます。このカエルを観た場所は、
人里からかなり離れた山奥ですので、両生類のペットなど
からの感染症とは考えにくいのですが、どんな新しい病気
があるのかは、素人でわかりません。今後とも月に1回ぐ
らいはこの場所を訪れるので、注意深く観ていきたいと思
います。
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イシカワガエルの皮膚病 (ゐもり)
2016-10-23 22:11:47
はじめまして、関東に住む者です。
いつも楽しくブログ拝見させていただいております。

問題のイシカワガエルの皮膚病ですが、僕も同様のものを昨年の夏と今年の春先の旅行中に二個体で確認しております。二個体は奄美大島の中部の個体と西部の個体なので、もし伝染病であれば島全体に蔓延しているのではないかと不安です。
一過性のものであることを祈るばかりです……。
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情報ありがとうございます ()
2016-10-24 19:06:09
はじめまして。そうでしたか。私は今回が初めてでしたが、
ほかにも2個体も似たような個体がいたのですね。私の
知り合いで、カエルに詳しい人にも調べてもらうようにしま
す。何か判りましたら、またお知らせいたします。情報あり
がとうございました。
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