奄美自然観察記

高のフィールドより

法面の水抜きパイプからモジャモジャと  マツバラン

2016-09-14 19:40:09 | 植物




昨日のウォーキング観察会下見の時ですが、コンクリートで覆われた法面の水抜きパイプから、何やらモジャモジャと出ているものがありました。マツバランでした。普通は木の枝などから出ていることが多いのですが、このように法面の水抜きパイプ、いわば人工物から出ているのは初めて見ました。これらの水抜きパイプの中には、土やコケなどが詰まっていて、マツバランの生育に役立っているようです。もちろんマツバランはラン科ではなく、マツバラン科で日本唯一の種でもあり、葉も根もなく茎だけの菌類と共生している植物です。1~2か所では、たくさんの胞子嚢群が付いていました(写真2,3枚目)。純絶滅危惧(環境省)の植物でも、こういうところで、ちゃっかりと生きているんですね。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬウォーキング観察会下見ぬとぅきだりょんば、コンクリートし覆わったん法面ぬむじぃ抜きパイプら、ぬーがぬモジャモジャちいじとぅんむんぬありょうたっと。マツバランだりょうた。普通やきぃぬ枝んきゃら、いじとぅんくとぅぬふうさりょんじゃが、かし法面ぬむじぃ抜きパイプ、いわば人工物らいじとぅんや初むぃてぃにょうたっと。くれぃんきゃむぃじ抜きパイプぬ中じや、みちゃんきゃコケんきゃぬ詰まとぅてぃ、マツバランぬほでぇりゅんに役立とぅんにししゅりょっと。あたりまえありょんばマツバランやラン科やあなんてぃ、マツバラン科あてぃ日本唯ちいちぬしじょあてぃ、葉だかにぃだかねんてぃ、しんだけあてぃ菌類とぅまあじん生ちゅん植物だりょっと。1~2か所じや、いっぱいぬ胞子嚢群ぬかっくとぅりょうたっと(写真2,3枚目)。純絶滅危惧(環境省)ぬ植物あてぃも、かしゅんどろじ、ぬーとぅんせれらん生きちゅりょんじゃや。