奄美自然観察記

高のフィールドより

半マングローブって?  ハマボウ

2016-06-05 23:29:00 | 植物




朝から上天気で、もう梅雨も明けたかと思えるほどでした。マングローブ脇で、ハマボウの黄色が鮮やかな美しい花が咲いていました。奄美にはほかにオオハマボウもありますが、オオハマボウが海岸近くなどに普通にあるのに対し、このハマボウはここマングローブなどの汽水域周辺に、少ししか見当たりません。以前も述べましたが、この2種は同じアオイ科で似てはいるものの、オオハマボウが常緑高木、ハマボウは落葉低木で、オオハマボウが種子島、屋久島以南、琉球列島各島に分布しているのに、ハマボウは奄美大島が南限の自生地と、随分と違っています。ハマボウは、内湾海岸に自生する塩生植物ですが、海水が届かない位置に生えることもあることなどから、「半マングローブ」として位置付けられているようです。

10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまら上天気あてぃ、なぁながしだか明けたんやあなんかいち思われぃんほどだりょうたっと。マングローブぶちじユウナ(ハマボウ)ぬ黄-かしきょらっさん花が咲いていました。島じやほかぬユウナ(オオハマボウ)だかありょんじゃが、オオハマボウや浜近さんきゃじ普通にあんじゃが、くんハマボウや、くまぬマングローブきゃぬ、うしゅとぅむぅじぬ混ざとぅんどろじ、なありしかありょうらんど。前だか言しゃんじゃが、くぅんたあちんぬしじょや同じアオイ科あてぃ似しやうんじゃが、オオハマボウが常緑高木、ハマボウや落葉低木あてぃ、オオハマボウが種子島、屋久島以南、琉球列島各島に分布しているのに、ハマボウは奄美大島が南限の自生地と、随分違っています。ハマボウは、内湾海岸じあん塩生植物ありょうんじゃが、うっしゅむぅじぬくんどろじも、むぇーたりしゅんかな、「半マングローブ」ち言ゃとぅりょんあんぶぇじゃ。