たけしの家庭の医学で腸内フローラが大反響!!

たけしの家庭の医学で話題の腸内フローラ!腸内フローラはどんな効果が期待できるのか?改善方法や食事について調べてみました!

最近話題の酪酸菌とは?乳酸菌との違いは?

2016-10-30 02:15:29 | 腸内フローラ は痩せ...
最近話題の酪酸菌とは?乳酸菌との違いは?


最近話題の腸内細菌ですが、実は以前から多くの病気の原因は腸にあるのでは?
という考えはまえからあったんですよ。

お肌、便秘、下痢、肥満、薄毛、アレルギー、体臭口臭、癌など
腸内細菌が様々な体の不調の原因であるということです。



腸内細菌とは、その名の通り、腸内に生息している菌のことで、

大きく分けると、「善玉菌」、「悪玉菌」、「日和見菌」があります。



・善玉菌:ビフィズス菌、乳酸菌、酵母、納豆菌、麹菌など


・悪玉菌:大腸菌、ブドウ球菌、ウェルシュ菌など


・日和見菌:どっちつかずの菌で善玉菌、悪玉菌のどちらか優位な方の味方をする



善玉菌というとビフィズス菌や乳酸菌が有名ですが、
実はもう一つの重要な善玉菌として「酪酸菌」があります。





ぬか漬け等に入っています。またチーズや化粧品の成分としても扱われています。
特に牛の1胃の中には多く含まれる成分です。




酪酸菌とは動物の消化器官の常在菌で、医薬品や飼料として長年使われてきた微生物で、
腸内バランスを保つ働きをしており、安全性についても確立されています。


また、チーズ、ぬか漬けなどの発酵食品に入っており、
特に牛の1胃の中には多く含まれる成分です。




酪酸菌は、100℃にも耐えうる胞子(芽胞)を形成しており、
腸内に生きたまま届くことができるといわれています。


そして、ビフィズス菌、乳酸菌などの増殖を助ける働きをもっています。




腸内環境の改善をするなら様々な乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、
そして酪酸菌をとることが重要なんです。


そして、善玉菌を増やすためにはエサとなるオリゴ糖やブドウ糖なども
一緒にとるのがいいでしょう。







酪酸菌の効果


こんな報告がありました。


一般的には、20代から40代の健康な人のビフィズス菌の数は
100億個と言われています。

ある村に住む93歳の女性の腸内を調べてみたところ、ビフィズス菌の数がなんと100億個で、
しかも乳酸菌、ビフィズス菌以外に第3の善玉菌が見つかったというのが酪酸菌です。

酪酸菌は、唯一食物繊維を上手に利用できる善玉菌だそうです。



水溶性食物繊維は、この善玉菌のエサとなり、腸内の環境を整えてくれる効果があります。



乳酸菌、ビフィズス菌、と並ぶ善玉菌の酪酸菌は、
悪玉菌を減らす乳酸菌をパワーアップさせる働きがあります。





酪酸菌を増やす食べ物は?

ビフィズス菌や乳酸菌であれば、ヨーグルトや漬物などの発酵食品から摂取できますが、
酪酸菌は何から摂取すればよいのでしょうか?



酪酸菌は「ぬか漬け」「納豆」「キムチ」に多いと言われているため、
これらを食べることが有効なんですが、臭いが強いものなので好き嫌いがあり、
毎日食べ続けるのは難しいですね。

このような場合には、酪酸菌を多く含むサプリメントを利用する方法があります。



また、サプリメントに頼らなくても、酪酸菌は食物繊維を餌に増えるため、
普段から食物繊維を多くとることで増やす事ができると考えられています。

水溶性食物繊維は、この善玉菌のエサとなり、腸内の環境を整えてくれる効果があります。



そんな食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。



・不溶性食物繊維


不溶性食物繊維を多く含む食品は、
いんげん豆・ひよこ豆などの豆類、イモ類、エノキ・干ししいたけ、
切り干し大根・タケノコ、エビやカニの表皮にも含まれています。


・水溶性食物繊維


水溶性食物繊維を多く含む食品は、
オクラ、アボガド、キノコ類、昆布やわかめなどの海藻類、
納豆、山芋、ゴボウ、こんにゃくなどに含まれています。


理想的な水溶性・不溶性食物繊維の摂取バランスは、
水溶性と不溶性1:2が理想です。



食物繊維の目安摂取量は、1日25g以上!


食物繊維の摂取量で理想は、一日25gです。

しかし、日本人の平均摂取量は14gと低く、
私たちは非常に食物繊維が不足している状態だと言われています。


食物繊維が多く含まれる食材をうまく工夫することで、
食物繊維の量を増やすこともできますが、食時で補うことが難しいという人は、
サプリメントでの摂取をオススメします。



ヨーグルトで善玉菌を増やす!?オススメと食べ方は?

2016-10-25 14:44:21 | 腸内フローラ は痩せ...
ヨーグルトでも腸内フローラを改善できる?


腸内環境(細菌)を整えるには、
乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトを食べるのが良いと、
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?



ヨーグルトなどの乳製品や乳酸菌飲料のほか、
納豆や味噌、漬物などの発酵食品を食べたりすることでも、
腸内環境を整えることはできます。


ビフィズス菌や乳酸菌は胃液(胃酸)や胆汁(胆汁酸)に弱いため、
多くは腸に届く前に死滅してしまうんです。


ですが、最近の研究では死菌した菌でも全くムダということではなく
免疫力向上に効果があるとされていますが、
できれば生きたまま腸まで届くものを選びたいところです。




ヨーグルトを食べてその乳酸菌がきちんと腸まで届けば
善玉菌が増えて、腸内環境は良好になります。


しかし、選びかたやどのように食べるかによって、
期待できる効果は変わってきます。



どのヨーグルトを選べばいい?



私のオススメは、プレーンタイプ(砂糖なし)の商品を選ぶことです。

果物が入ったタイプは栄養面では良いかもしれませんが、
善玉菌を増やす目的でヨーグルトを食べる場合には、
1日に数100gの量を食べる必要があります。


それだけの量を食べるとなると、大量の糖とエネルギーを摂ることになり、
あまり健康的な食生活につながるとは思えません。


なるべく砂糖や果物などの余分なものを含まない
プレーンタイプのヨーグルトにしましょう。





生きて腸まで届くタイプを選ぶ



「プロバイオティクス」「生きたまま腸まで届く乳酸菌配合」

などの文言がパッケージに書いてあれば、
菌が腸まで届くタイプのヨーグルトということになりますので、
効果が期待できるでしょう。





特定保健用食品がオススメ



特にオススメなのは「特定保健用食品」(トクホ)のヨーグルトです。

トクホとは、消費者庁長官の許可を得て効能を表示できる食品です。

科学的に効果が実証されていることを国に説明して、
厳しい審査を受けたうえで認められているものです。





また、特定保健用食品とは異なりますが、
消費者庁に届け出ることで、機能性を表示できる
「機能性表示食品制度」というものもあります。


機能性表示食品は、消費者庁の定めたガイドラインに沿った基準であると判断されるので、
トクホとは違うものの一定の効果を期待できるものと言えます。






ヨーグルトはいつ食べるのが効果的?


ビフィズス菌や乳酸菌は酸に弱い性質があるので、
空腹時など胃酸が強く出ているときに食べると、
菌が死滅してしましい腸に届きません。


なるべく食後など酸が弱くなったタイミングで、
ヨーグルトを食べるようにしましょう。


いくら生きたまま腸まで届く商品だといっても、
実際には善玉菌が少ししか腸まで届いていなかった
ということも考えられますから、効果的なタイミングで
摂取することをオススメします。