■肉エキスと動物油脂の産地って米国・中国が少なくないみたいですね。
肉エキスや動物油脂の産地表示って、殆ど見たことなくて、外食をしてても、加工品を手にとっても、牛以外はあまり、考えたこともなかったんですが、先日ネットサーフィンをしていて、トップシェアの製造メーカーさんのサイトを見つけました。
カレーとか、インスタントラーメンとか、ソース、ドレッシング、etc..油脂やエキスは加工品の多くに入ってるけど、それらの産地などの表示って見たことないです。
エキスがどうやって作られているか、原料となる動物は誰がどうやって、何を与えて育てられているか、エキスや動物油脂の1ロットは何頭の動物を使って作られているのか、トレーサビリティはどうなっているのか、とか、これからどんどん情報公開いただきたいところだな、と、ちょと思いました。だいたい、肉は公開されているのに、それらが公開されていないのって不思議ですよね。
これは米国でBSEの1頭目が発見されたときの厚労省の発表ですが、
■米国産:特定部位等が含まれる又はそのおそれがあるものについて回収、販売自粛を”指導”されたもの
国内に流通する米国産牛肉等に係る調査結果について(最終報告)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/06/h0604-1.html
(1) スープ原料 (2) 牛脂 (混入部位 せき柱)
アリアケジャパンさんが載っていますが、下記を見ると一気に身近に感じますね。
http://www.net-ir.ne.jp/ariake/company/industry.html
> チキン・ポーク・ビーフを原料とする天然調味料のメーカーで、2003年度の畜産系天然調味料市場のシェア53.8%(当社調査)を占めるトップ企業です。売上高の99%は日本国内向けで、主な販売先は、即席麺メーカー(23%)、食品加工業(40%)、外食産業(36%)などすべて業務用です。即席麺メーカーにはほとんど納入実績があり、当社の調味料がスープのベースとして使われています。また、外食産業の中でもホテルのレストラン向けが多く、ソースベースやスープなど多くの場面で使われています。(抜粋)
原料調達先は下記に紹介されています。
http://www.net-ir.ne.jp/ariake/company/index.html
米国・中国に原料調達先をお持ちとのことです。
■外食メニューに原産地表示 農水省がガイドライン
農水省?が外食のガイドラインを検討していますが、表示はメインのお肉などだけで、エキスや油脂の産地などの表示は入っていないようです。消費者が知りたいのは「細部」だと思うのですが。
外食メニューに原産地表示 農水省がガイドライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050723-00000026-kyodo-soci
余談ですが、先日、あるデパートで自然食品売り場を冷やかしていたら、いわゆる本当のカスタードプリン(卵、砂糖、牛乳で出来ているもの)を見つけたんですよ。しかし産地に、「アメリカ産」って書いてあったんですね。へー、プリン材料までアメリカ産?と思いつつ、でもアメリカって、鶏の飼料にSRM入り牛の肉骨粉が許可されているし、牛乳だってEUで禁止されてる成長ホルモンやら牛脂、血粉、鶏糞、オッケーじゃん、と思ったら、しかもそれが「自然食品店」においてあるのを見たら、ちょっと鬱になりました。でも、そこのは使っていないのかも知れないし、しかし、書いてないから判らない。鬱にならないように、鶏や牛のえさを「細部まで全部」公開してくれたらどんなにいいだろう、と思った私でございました。
よく、飼料のトウモロコシは非組み換えのポストハーベストフリー、と書いてあるのを見て、無許可の組み換え飼料用トウモロコシが流通してるような怪しい現実の中で、ありがたいことだなぁと思うけれど、他の材料については触れてなかったりしますよね。菜種かすは?大豆は?動物性のものは?とも考えちゃいますし、家畜は、繁殖と育成ではオーナーが違うことが多いから、そこで当然餌も違うわけでしょう。育成の前は何を食べていたの?というのも気になります。
でも、そんなことを考えているのは私だけではなくて、もう、それを考えて実行している生産者がいるみたいですね。嬉しくなりました。この生産者さんのトレーサビリティをさっそく見てみたくなります。
■トレーサビリティ:品種や餌だけでなく、病歴や投薬履歴などの詳細な生産履歴を公開
牛肉履歴でJAS認定 キヨタ、来月販売
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=22=589627=chokan
キヨタグループが管理する牧場で生まれ、一貫して肥育し、食肉販売する和牛(現在七十頭)が対象。品種や餌だけでなく、病歴や投薬履歴などの詳細な生産履歴を公開する。さらに、肉として販売されるまでを、総合的に履歴追跡できる管理体制を確保した。(抜粋)
できれば、この牛だけで、牛肉だけでなく、”プレミアム牛エキス”や”牛脂”を使った製品も出してほしかったりします。こういうのは、一つのビジネスチャンスかも。
畜産品は、産地、しかもメインのみの表示だけではなく、エキスや牛脂、そういう副産物まで、「何を食べて育ったか」その「詳細」まで全部、しっかり公開してくれないかな。もう、そういう時代のように思えます。当然その分は値段が上がるだろうけど、今まで安すぎるのがおかしいんだよ。昔はこんなに安くお肉は食べられなかったもの。
肉エキスや動物油脂の産地表示って、殆ど見たことなくて、外食をしてても、加工品を手にとっても、牛以外はあまり、考えたこともなかったんですが、先日ネットサーフィンをしていて、トップシェアの製造メーカーさんのサイトを見つけました。
カレーとか、インスタントラーメンとか、ソース、ドレッシング、etc..油脂やエキスは加工品の多くに入ってるけど、それらの産地などの表示って見たことないです。
エキスがどうやって作られているか、原料となる動物は誰がどうやって、何を与えて育てられているか、エキスや動物油脂の1ロットは何頭の動物を使って作られているのか、トレーサビリティはどうなっているのか、とか、これからどんどん情報公開いただきたいところだな、と、ちょと思いました。だいたい、肉は公開されているのに、それらが公開されていないのって不思議ですよね。
これは米国でBSEの1頭目が発見されたときの厚労省の発表ですが、
■米国産:特定部位等が含まれる又はそのおそれがあるものについて回収、販売自粛を”指導”されたもの
国内に流通する米国産牛肉等に係る調査結果について(最終報告)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/06/h0604-1.html
(1) スープ原料 (2) 牛脂 (混入部位 せき柱)
アリアケジャパンさんが載っていますが、下記を見ると一気に身近に感じますね。
http://www.net-ir.ne.jp/ariake/company/industry.html
> チキン・ポーク・ビーフを原料とする天然調味料のメーカーで、2003年度の畜産系天然調味料市場のシェア53.8%(当社調査)を占めるトップ企業です。売上高の99%は日本国内向けで、主な販売先は、即席麺メーカー(23%)、食品加工業(40%)、外食産業(36%)などすべて業務用です。即席麺メーカーにはほとんど納入実績があり、当社の調味料がスープのベースとして使われています。また、外食産業の中でもホテルのレストラン向けが多く、ソースベースやスープなど多くの場面で使われています。(抜粋)
原料調達先は下記に紹介されています。
http://www.net-ir.ne.jp/ariake/company/index.html
米国・中国に原料調達先をお持ちとのことです。
■外食メニューに原産地表示 農水省がガイドライン
農水省?が外食のガイドラインを検討していますが、表示はメインのお肉などだけで、エキスや油脂の産地などの表示は入っていないようです。消費者が知りたいのは「細部」だと思うのですが。
外食メニューに原産地表示 農水省がガイドライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050723-00000026-kyodo-soci
余談ですが、先日、あるデパートで自然食品売り場を冷やかしていたら、いわゆる本当のカスタードプリン(卵、砂糖、牛乳で出来ているもの)を見つけたんですよ。しかし産地に、「アメリカ産」って書いてあったんですね。へー、プリン材料までアメリカ産?と思いつつ、でもアメリカって、鶏の飼料にSRM入り牛の肉骨粉が許可されているし、牛乳だってEUで禁止されてる成長ホルモンやら牛脂、血粉、鶏糞、オッケーじゃん、と思ったら、しかもそれが「自然食品店」においてあるのを見たら、ちょっと鬱になりました。でも、そこのは使っていないのかも知れないし、しかし、書いてないから判らない。鬱にならないように、鶏や牛のえさを「細部まで全部」公開してくれたらどんなにいいだろう、と思った私でございました。
よく、飼料のトウモロコシは非組み換えのポストハーベストフリー、と書いてあるのを見て、無許可の組み換え飼料用トウモロコシが流通してるような怪しい現実の中で、ありがたいことだなぁと思うけれど、他の材料については触れてなかったりしますよね。菜種かすは?大豆は?動物性のものは?とも考えちゃいますし、家畜は、繁殖と育成ではオーナーが違うことが多いから、そこで当然餌も違うわけでしょう。育成の前は何を食べていたの?というのも気になります。
でも、そんなことを考えているのは私だけではなくて、もう、それを考えて実行している生産者がいるみたいですね。嬉しくなりました。この生産者さんのトレーサビリティをさっそく見てみたくなります。
■トレーサビリティ:品種や餌だけでなく、病歴や投薬履歴などの詳細な生産履歴を公開
牛肉履歴でJAS認定 キヨタ、来月販売
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=22=589627=chokan
キヨタグループが管理する牧場で生まれ、一貫して肥育し、食肉販売する和牛(現在七十頭)が対象。品種や餌だけでなく、病歴や投薬履歴などの詳細な生産履歴を公開する。さらに、肉として販売されるまでを、総合的に履歴追跡できる管理体制を確保した。(抜粋)
できれば、この牛だけで、牛肉だけでなく、”プレミアム牛エキス”や”牛脂”を使った製品も出してほしかったりします。こういうのは、一つのビジネスチャンスかも。
畜産品は、産地、しかもメインのみの表示だけではなく、エキスや牛脂、そういう副産物まで、「何を食べて育ったか」その「詳細」まで全部、しっかり公開してくれないかな。もう、そういう時代のように思えます。当然その分は値段が上がるだろうけど、今まで安すぎるのがおかしいんだよ。昔はこんなに安くお肉は食べられなかったもの。
確かに、輸入禁止措置以降も、米国牛由来のエキスを使用した商品は少なくありません。
また、あの吉野家の限定販売牛丼だって全てストック済みの米国牛でしたが、それに対して危険を唱えるマスコミは皆無でした。
さらに、日本からは毎年300万人を軽く超える渡米者がいますが、彼らは向こうで全く牛肉を食さないのか、と疑問に思いますが、大抵の人は喰ってるでしょう。
でも、そういう点をしっかり吟味した資料が少ないのが残念です。
小生は、徒に閉鎖主義に陥ることなく、広い視点で(絶対安全な食材など無い、という立場から)食の安全を考えていきたいと常々考えています。以上、失礼します。
今は少しは落ち着いたものの、米国産の肉が入ってきたら、また消費が落ち込んで、生産者などへの補償の税金が使われるかも知れません。
閉鎖主義というのはどういうことかわかりませんが、BSE問題は食の安全だけの問題ではなく、輸血や医療の場で感染する公衆衛生の問題であることをお考えいただければと思います。
対策を怠れば怠るほど、遅くなれば遅くなるほど、余計に費用がかかるだけだと思います。
http://www.gendai.net/contents.asp?c=051&id=694
現代ネット 2001年9月28日掲載分
私のサイトの内容は、環境汚染はどこがひどいのか、世界の地震、火山分布図、原発、伝染病などはどこで多く発生するのか、あらゆる危機管理に役立つ情報が満載です。
環境汚染により健康を失ったり、地震などの災害に遭う運命からの究極の回避法とは?。ぜひ、ご一読下されば幸いです。
読者の皆様が災害に遭わない事と貴サイトの益々の発展を願っております。
ありがとうございました。(コメント大歓迎です!)