稲垣税理士の いつも笑顔で!

あれこれ思いつくままに。何かのヒントになるといいのですが。

愛岐トンネル群を見てきました

2010年04月30日 | 一経営者としての願い
昨日の休日、妻と「愛岐トンネル群」を見てきました。
詳しくはコチラをご覧下さい。
http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm
当事務所の顧客である、ポトス春日井編集室の村上さんが、このトンネル群を調査保存している「愛岐トンネル群保存再生委員会」の事務局長をされています。もう3年もこの活動に熱心に携わっていらっしゃいます。

今回、妻と二人でどこへ行こうか?という話になって、「そう言えば、ニュースに定光寺のトンネルが出てたね」ということになり、早速出かけたわけです。

すばらしく整備された旧国鉄線路跡でした。整備前の写真なども展示してありましたので、保存再生委員会のみなさんのご苦労が良くわかります。大人が歴史を想いながら散策するには最高のシチュエーションだと思います。小さいお子さんには少し怖いかもしれませんね。トンネルは暗いですから。

村上さんはじめ、多くの情熱ある方々のお力で、何万人も訪れるような歴史遺産が保存されていきます。募金活動も活発に行われ、トヨタ財団の支援も頂いているそうです。すごいですね。はじめは小さな情熱が多くの人を巻き込んでいくことが良くわかります。

昨日歩いていたら村上さんにお会いできたので、今後の目標をお聞きしました。
現在は散策道も途中で行き止まりなのですが、古虎渓駅の方まで、調査し、整備していくのが課題ということでした。まだまだ道半ばなのですね。

これからもがんばってください。1000円の募金に私も参加させていただきました。応援していきたいと思います。今回の公開は5月2日までということです。3時で閉門してしまいますので、みなさん2時には定光寺に着くようにお出かけ下さい。


先日、先輩経営者のお話をお聞きして (心を留めないために)

2010年04月19日 | 経営方針・経営戦略の話題
先日、地元のライオンズクラブの先輩経営者の方から、「若手経営者に対する提言」をお聞きする機会がありました。
およそ15項目の提言があり、どれも「気をつけなくては」と思うことばかりです。
お話を聞いていて感じたのは、
『これらは、先輩にとっては、自然のことだったんだな』ということです。

あえて言葉にしたけれど、普段から言葉にしているわけではなくて、心も体もこのとおりに自然に動くことを箇条書きにしただけなんだな。ということです。

おとといから、本を読んでおりまして、『沢庵 不動智神妙録』という本です。(徳間書店より。訳者は池田諭さん)この本の中に何度も出てくるのですが、「心をひとところに留めるな。」ということが出てきます。

舞を舞うとき、手をうまく動かそう、足をきれいに踏もう・・・などと達人は考えない。ということのようです。

心を留めない。勝手にそうなる。いちいち考えなくても自然にできてしまう。

例えば、掃除。

飲食店の掃除を、社長からアルバイトさんまで、自然と体が勝手に動いてやってしまう。とすればとてもキモチの良いお店になるでしょうね。

言葉でイメージすると、とても簡単ですが、それを自然にできるように自分を変えていくことが実は一番難しい。会社全体を変えていくことはもっと難しい。

さあ、この難しいことをどうやって実現しようか。そんなことをいつも考えています。

今、私なりにわかっていることは、「癖になるまで、時間をかけてやり続ける」という方法論です。気の遠くなるくらいの時間をかけて、やり続けようと思っています。