いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

GMキハ45形キットを作る(その5)

2011年12月17日 | 鉄道模型のあれこれ

前回の記事でライトユニットを組み込んだ車両を点灯させる加工が済んだので、そのまま屋根や床下機器類を取り付けて2両とも組み上げました。
ちなみにライト点灯車の種別表示部分はTOMIXのキハ47形付属のパーツが余っていたため、シールを切りだすよりも楽だということで流用。ほぼぴったりはまります。
ただしライトユニットにもともとついていた種別表示窓用のプリズムは撤去したため、この部分は点灯しなくなりました。


本当はもう少し加工すれば点灯させることはできそうですが、KATOのキハ40系みたいに種別表示が点灯しない模型もあるからまあいいや、ということで手を抜きました(汗)

そして車番を入れるにあたっては、もともと使おうと思っていたインレタがうまく転写できなくなっていたため、結局「いこい」の製作にも使ったGMの座席客車用インレタを並べ替えて転写しています。
例えば「キハ45 521」と転写するのに「(ばらし文字の)キハ」「スハ45 18」「ナハ10 2052」「(ばらし数字の)1」の太字部分を組み合わせるという具合にやったのですが、小さな文字や数字を位置がずれたりゆがまないように転写するのはなかなか苦労しました。
もっとも、慣れた人にしてみればインレタ数字の並べ替えは何のことはない作業かもしれませんが・・・。

ということで車番を2両分(キハ45 517、521にしました)入れ終わったところで、とりあえず完成・・・、ということにしておきました。


出来上がった2両を背中合わせで連結してみたところ。
奥がライト非点灯の中間組み込み用で、手前が最初の写真にもある通りライト点灯車です。
キハ23・45系は全国的に少数分散配置の車両だったので、キハ45だけよりは適宜キハ20・30・40系など他の系列の車両とあわせて編成を組んだ方がより「らしい」かも?
(両方ともT車なのでそもそもそうせざるを得ませんが)


左からキハ58形パノラミックウインド車・キハ45形・キハ47形の似た顔同士(?)の並び。
キハ45形とキハ47形は前面・側面ともにスタイルが近いですが、こうして並ぶと前面窓やライト類の配置、屋根のカーブなどでそれなりに印象が異なる感じがしますね。
どちらかというとキハ58系パノ窓車のほうが近い感じがしますが、キハ45は前面のおでこが広いのと車体の裾絞りがない分独特の表情をしています。
ところでGM製品ではよくあることですが、ちょっとキハ45の車高が高いですね。
またGMとTOMIXで朱色5号の色の解釈がずいぶん違うのも分かります。


ちょっとしたお遊びとして、キハ47で組んだ編成中に1両だけキハ45を混ぜて「間違い探し」的なことをするのもまた一興かと思います(笑)
まあKATOやTOMIXからキハ47の0番台が出るまでは、トイレがあって見た目の形態が近いキハ45がキハ47の1000番台とペアを組ませる車両として重宝されていたらしいですが・・・。

何はともあれ、とりあえず完成したのでキハ45形の製作話はこれで終わりです。
仕掛期間約半年ですが、実製作期間は1週間以下?だったかもしれません・・・。

ここからは余談ですが、今回2両のキハ45に転写した車番について。
おおよそ自分の持っている気動車は車番印刷済みなど一部を除いて、どうせなら山陰に縁のある車番にしようということで鳥取や米子に配置されている(されていた)車両の番号にしています。
今回キハ45の車歴を調べてみると、意外にも国鉄時代に山陰に配置されていたことがある車両は98両中517・521・522の3両しかいないことが分かり(JR化後になると他区からの転属があるのですが・・・)、そんなわけで車番はキハ45 517、521にしています。

理由としてはそもそも絶対数の少ないキハ23・45系の進出が山陰にあまり及ばなかったうちに、キハ40系が登場と同時に一気に進出したからか?と勝手に推測していますが、とはいえ近いところでは岡山辺りに配置数が多かった時期があったので、運用次第では因美線で鳥取辺りに顔を出していたこともありそうですね。

YouTubeのこちらの動画には津ノ井駅を発車するキハ45形の姿が収められています。
 
もっとも、この動画で大事なのはもちろんキハ45形ではなくて、単線の交換駅におけるの列車の行き違いとタブレット授受の様子にあることは明らかなのですが(笑)




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。