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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『キリング・ミー・ソフトリー』

2008-08-12 21:58:41 | 映画
英題 KILLING ME SOFTLY
製作年 2001年
製作国 アメリカ
監督 チェン・カイコー

ストーリー ロンドンに住むアメリカ人のアリス(へザー・グラハム)は,ウェブサイトの開発を担当するキャリア・ウーマン。同棲中の恋人とそれなりに幸せな毎日を送っていた。しかし,ある朝アリスは,出勤途中の交差点で見知らぬ男(ジョセフ・ファインズ)の視線の前に呆然と立ちつくす。その瞬間,体の中から熱いものがこみ上げてきたアリスは,会社でも男のことが頭から離れない。たまらず,会社を飛び出し男のあとを追うアリス。男と再会すると誘われるままに,男の家でこれまでに味わったことのない激しい愛の営みに溺れる。1度限りと自分に言い聞かせるが,アリスの身体は再び男のもとへと向かってしまう……。

キャスト へザー・グラハム,ジョセフ・ファインズ,ナターシャ・マケルホーン,イアン・ハート他


 チャン・イーモウ監督と並んで中国の巨匠と呼ばれるチェン・カイコー監督の全編英語でのハリウッド進出第1作目

 以前に観たことがあるのですが,久しぶりに観たら,まぁまぁ楽しめたかな。ネットのレビューではかなり評価は低くて,初めて観たときには,なんか微妙・・・と思ったのはたしか。でも,今回はそんなに悪くは感じませんでした。というか,むしろ怖かった(でも,中盤ちょっと眠気が襲ってきましたが)

 アダムの異常過ぎる愛情はとにかく怖ろしいですあれじゃ,連続レイプ魔の殺人犯だとアリスが思うのも当たり前だと思いますもん。というか,私も初めて観たときは,アダムが犯人だと思ってました。(実は,姉が犯人だったとはね~)

 偶然出会った相手がどんな人なのかも全然分からないのに,その瞬間に惹かれてしまったアリスの気持ちは分からなくはないけれど,でも,出会ったその日のうちにあんな風になってしまうもの?うーん,私には理解出来ないです

 というか,アダムを演じたジョセフ・ファインズがちょっと苦手かもだって,アリスと初めて会った瞬間から「うわっ,この人なんかちょっと怖い」と思ってしまったんですよね。観ている側にそう思わせるということはそれだけ演技が上手いんだろうけど。(でも,声は魅力的ですよね。ブラピやキャサリンが参加した『シンドバッド 7つの海の伝説』では素敵な王子様を演じてました)

 個人的には,最近観た『ことの終わり』に出演していたお兄さんのレイフ・ファインズの方がです。

 全編通して,映像はとても綺麗特に,事件が解決した2年後に,アリスとアダムが偶然エスカレーターですれ違うラストシーンは印象的ですこのときのバックに流れる音楽もまた感動的(ただ,このラストシーンのもっていきかたはあまりにも急で,なんでいきなりこんな感動的なシーンにしちゃったの?と疑問には思いますが)

 あっ,それとアリスを演じたへザー・グラハムは綺麗です(この作品の他には,ジョニー・デップと共演した『フロム・ヘル』しか観たことがないけれど。)

 こんな感じかな(笑)

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