「特集 アレクセイ・ゲルマン」
「戦争のない20日間」1976年 ソ連 監督:アレクセイ・ゲルマン
ДВАДЦАТЬ ДНЕЙ БЕЗ ВОЙНЫ
2015年8月鑑賞、7年ぶり2回目。年末棚ざらえ。
1942年より43年にかけての数日間、従軍記者のロパーチンは休暇を兼ねて戦線から遠く離れた中央アジアの都市タシケントを訪れた。タシケント行きの目的には妻との離婚という気の進まぬ用事があった。女優である彼の妻は、既にこの地で同じ劇団の男と同棲を始めていたのである。
彼にはまた、地元の映画スタジオを訪問するという仕事があった。自分の書いたスターリングラード戦従軍記の一つが映画化されるので、撮影現場に立ち会うことになっていたのだ。だが戦争のなまなましさを正確に再現しようと熱意を燃やすロパーチンは、虚飾に満ちたシーンの運続にうんざりし、監督らスタッフと衝突する。
確か前回はちょっぴり眠ってしまった。今回は最後までお目目パッチリ。作品への理解度は深まったと思う。
今回、音楽の良さが目立った。
戦争の狭間、タシケントの人々が奏でる愉快で楽しい音楽と、いかにも戦時中の勇壮なマーチの同居。
戦争から戻らない夫の事を訊ねる夫人とその息子のシーンが良かった。
早稲田松竹
「戦争のない20日間」1976年 ソ連 監督:アレクセイ・ゲルマン
ДВАДЦАТЬ ДНЕЙ БЕЗ ВОЙНЫ
2015年8月鑑賞、7年ぶり2回目。年末棚ざらえ。
1942年より43年にかけての数日間、従軍記者のロパーチンは休暇を兼ねて戦線から遠く離れた中央アジアの都市タシケントを訪れた。タシケント行きの目的には妻との離婚という気の進まぬ用事があった。女優である彼の妻は、既にこの地で同じ劇団の男と同棲を始めていたのである。
彼にはまた、地元の映画スタジオを訪問するという仕事があった。自分の書いたスターリングラード戦従軍記の一つが映画化されるので、撮影現場に立ち会うことになっていたのだ。だが戦争のなまなましさを正確に再現しようと熱意を燃やすロパーチンは、虚飾に満ちたシーンの運続にうんざりし、監督らスタッフと衝突する。
確か前回はちょっぴり眠ってしまった。今回は最後までお目目パッチリ。作品への理解度は深まったと思う。
今回、音楽の良さが目立った。
戦争の狭間、タシケントの人々が奏でる愉快で楽しい音楽と、いかにも戦時中の勇壮なマーチの同居。
戦争から戻らない夫の事を訊ねる夫人とその息子のシーンが良かった。
早稲田松竹
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