「ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~」2014年 米 監督:アナ・リリー・アミールボアー
A GIRL WALKS HOME ALONE AT NIGHT
麻薬に溺れた者や娼婦がうろつく希望のかけらもないゴーストタウン、バッド・シティを夜な夜な徘徊する黒衣の美少女。その正体は、町の悪人たちを襲っては血を吸うヴァンパイアだった。ある夜、孤独な青年と出会った彼女は、運命に導かれるように彼と心を通わせていくが……。
イランの吸血鬼って事で楽しみにしていた本作ですが、これはB級ホラー映画感を煽った邦題に問題ありでしょう。
どしたってそっちの方を期待して観に来ちゃうじゃない。
主眼はそんなところには無い作品です。
ヴァンパイア映画として見ちゃうとどうなのかという面がある。
イラン女性の民族衣装、チャードルがヴァンパイアのマントに似ているというワン・アイデア。
イラン女性は宗教的理由で相当縛られているようですから、そのあたりを事前に勉強しといた方が良いかとも思いましたが、あまり宗教的な事は解らなくても問題ないみたいでした。
冒頭で少年からスケボーを脅し取る場面が怖かった。
「お前はいい子か!」って迫る。ホラーで行くならもっとあの線を押して欲しい。
モノクロの画面に映し出されるアート感覚はデヴィッド・リンチ愛の強い監督って事で解りやすい。
煙の上がる工場煙突を遠景にピアスをプレゼントするシーンが特に印象的で良い。その後に通過する貨車。
猫好きにとっては猫映画としての価値もあるでしょう。
長年猫と暮らした経験がありますが、別に猫好きじゃないので(犬よりは絶対猫派ですけど)その辺はまぁ、どーでもよいでしょう。
新宿シネマカリテ
A GIRL WALKS HOME ALONE AT NIGHT
麻薬に溺れた者や娼婦がうろつく希望のかけらもないゴーストタウン、バッド・シティを夜な夜な徘徊する黒衣の美少女。その正体は、町の悪人たちを襲っては血を吸うヴァンパイアだった。ある夜、孤独な青年と出会った彼女は、運命に導かれるように彼と心を通わせていくが……。
イランの吸血鬼って事で楽しみにしていた本作ですが、これはB級ホラー映画感を煽った邦題に問題ありでしょう。
どしたってそっちの方を期待して観に来ちゃうじゃない。
主眼はそんなところには無い作品です。
ヴァンパイア映画として見ちゃうとどうなのかという面がある。
イラン女性の民族衣装、チャードルがヴァンパイアのマントに似ているというワン・アイデア。
イラン女性は宗教的理由で相当縛られているようですから、そのあたりを事前に勉強しといた方が良いかとも思いましたが、あまり宗教的な事は解らなくても問題ないみたいでした。
冒頭で少年からスケボーを脅し取る場面が怖かった。
「お前はいい子か!」って迫る。ホラーで行くならもっとあの線を押して欲しい。
モノクロの画面に映し出されるアート感覚はデヴィッド・リンチ愛の強い監督って事で解りやすい。
煙の上がる工場煙突を遠景にピアスをプレゼントするシーンが特に印象的で良い。その後に通過する貨車。
猫好きにとっては猫映画としての価値もあるでしょう。
長年猫と暮らした経験がありますが、別に猫好きじゃないので(犬よりは絶対猫派ですけど)その辺はまぁ、どーでもよいでしょう。
新宿シネマカリテ
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