映画 「ミッドナイトムービー」

このチラシを初めて見た時
「お！これらの作品がオールナイトかなんかで一気に上映されるのか」と色めきたったのですが、よく見ると監督、劇場主などのインタビューからなる記録映画。
「な～んだ。」と思いつつもやはり、このラインナップ。見ないわけにはいかない。

傑作は夜、生まれる。

「1970～1977年、深夜上映された6本の低予算映画が映画の在り方を変えた。」
「カルト映画は現在の映画に多大なる影響を与え、最早主流といってもおかしくない。」

その6本と私自身の体験は・・・

「エル・トポ」・・・レンタル・ビデオで借りて、期間中何度も見て、是非ソフト購入して手許に置きたいと思ったが、高額のため断念。


「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」・・・未見

「ピンク・フラミンゴ」・・・未発表シーンを加えた再上映を劇場で見て、高額にも拘らずビデオ・ソフトを購入。実をいうと当時、私よりかみさんが大気に入り。（今はまったく受け付けない。人格変った。）


「ハーダー・ゼイ・カム」・・・念願かなって先月小劇場で見た。詳細はこちら。

「ロッキー・ホラー・ショー」・・・何かとの併映で劇場鑑賞。目当ての物でなかったので気色悪い印象しかない。

「イレイザー・ヘッド」・・・未見

となります。

それぞれの名シーンが散りばめられ、嬉しくなります。

「ロッキー・ホラー・ショー」ももう1回、しっかりと見直す必要がある。
「イレイザー・ヘッド」現状、何がしかの努力をしないと見る事ができない環境のようで、努力はしたくないけど機会があれば是非見てみたい。

6作品以外にもカルト映画の元祖「フリークス」の映像や、これもお気に入りでビデオ・ソフトを買ってしまったアニメーション「スーザン・ピット/アスパラガス」の映像も出てきます。
そのうえ「ロッキー・ホラー・ショー」を推薦したとして女優ブリット・エクランドもポートレイトで登場してくれちゃってます。ブリット・エクランドへの思いはこちら。
私にとっては、たまらない映画でした。

やはり、ジョン・ウォーターズは怪しすぎる。

ビデオの普及によってミッドナイトムービーという深夜上映のシステムは消えていった。残念。
お好きな方は是非、劇場で見てくださいね。

8月7日　渋谷　ユーロスペース、レイトショー

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