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「ローズマリーの赤ちゃん」1968年 米 監督:ロマン・ポランスキー
ローズマリー・ウッドハウスと役者志望の夫・ガイは、ニューヨークのアパートに引っ越してくる。隣人のカスタベット夫妻は、少々お節介なほど世話好きな人達だ。ガイはカスタベット夫妻と親密になり、ミニーは自殺した養女の形見のペンダントをローズマリーへプレゼントする。その後ガイとローズマリーの夫婦はあらかじめ計画を立てて子供を作ろうとするが、その当夜ローズマリーは気分が悪くなって失神し、悪魔に犯されるという、夢とも幻覚ともつかない体験をする。
昨年観た映画だす。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_fly.gif)
ほんのちょっと映画に興味を持ち始めた中学生の頃、えらく恐い映画があると評判だった本作。劇場で鑑賞できるというので行ってみました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
案外下情報が入っていなかった事もあり恐さを堪能することができました。
ホラーというよりサスペンスとして秀逸だし、何しろ粘着質な演出やカメラが気持ち悪くて良いです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
かねてより殺人事件でもっとも恐いのは狂信宗教がらみと思っていますので、この恐怖感はリアル。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
信じる物のためなら親の首だって押切りで刎ねるのが人間。その弱さも含めてゾッとするわけですね。
始まりはもうミア・ファーロウのファッションを含めたキュートさにメロメロ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
仲睦まじそうな新婚夫婦の様子にジェラってしまいそうなほど。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/84/f4b7405913a0c53bae1f0f44a43409d5.jpg)
隣人カスタペット夫妻との交流が進むにつれミア・ファーロウに見惚れている場合では無い状況にどんどん嵌って行く。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/90/2bd75e57cf78cd9def0e6643bc8dc6e1.jpg)
何ですか、あの悪魔の受胎儀式のイメージ的映像は・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ec/5843d6c770beb3d38227e3f4c417f3b2.jpg)
計画的受胎に成功したローズマリーは妊婦らしくさらに髪をヴェリー・ショートに・・・
ショートヘアに目が無い私でも、このミア・ファーロウは髪を切る前の方が良い。そりゃそうだ、マタニティー・ブルーもからんでどんどんローズマリー自体も恐い事になっていくのだから。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
恐さ演出の極みは電話ボックスでのフェイントですね。手に汗握るじゃん、ずるいよポランスキー。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9f/43b06eb8c4c61bbed67e1259d97e9e76.jpg)
夫のガイはマインドコントロール下にあったとしても許せぬ卑劣さ。自己中ダメ男にシンパシーを感じる者でも目的が自己の出世となると全く受け付けられないんだな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f8/31d21f271bb07ce8d30d43cb3efc6121.jpg)
この映画、後に監督自身に本当に起きちゃったシャロン・テート事件だとか、ロケのアパートがジョン・レノンが射殺されたダコタハウスだったりとか、後から恐怖映画の箔を付けるオカルトチックな事象がありましたが、まず、そんな事を度外視してもホラー傑作でしょうね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
ロマン・ポランスキーもう少し勉強したくなりました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kame.gif)
下高井戸シネマ
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ローズマリー・ウッドハウスと役者志望の夫・ガイは、ニューヨークのアパートに引っ越してくる。隣人のカスタベット夫妻は、少々お節介なほど世話好きな人達だ。ガイはカスタベット夫妻と親密になり、ミニーは自殺した養女の形見のペンダントをローズマリーへプレゼントする。その後ガイとローズマリーの夫婦はあらかじめ計画を立てて子供を作ろうとするが、その当夜ローズマリーは気分が悪くなって失神し、悪魔に犯されるという、夢とも幻覚ともつかない体験をする。
昨年観た映画だす。
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ほんのちょっと映画に興味を持ち始めた中学生の頃、えらく恐い映画があると評判だった本作。劇場で鑑賞できるというので行ってみました。
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案外下情報が入っていなかった事もあり恐さを堪能することができました。
ホラーというよりサスペンスとして秀逸だし、何しろ粘着質な演出やカメラが気持ち悪くて良いです。
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かねてより殺人事件でもっとも恐いのは狂信宗教がらみと思っていますので、この恐怖感はリアル。
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信じる物のためなら親の首だって押切りで刎ねるのが人間。その弱さも含めてゾッとするわけですね。
始まりはもうミア・ファーロウのファッションを含めたキュートさにメロメロ。
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仲睦まじそうな新婚夫婦の様子にジェラってしまいそうなほど。
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隣人カスタペット夫妻との交流が進むにつれミア・ファーロウに見惚れている場合では無い状況にどんどん嵌って行く。
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何ですか、あの悪魔の受胎儀式のイメージ的映像は・・・・
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計画的受胎に成功したローズマリーは妊婦らしくさらに髪をヴェリー・ショートに・・・
ショートヘアに目が無い私でも、このミア・ファーロウは髪を切る前の方が良い。そりゃそうだ、マタニティー・ブルーもからんでどんどんローズマリー自体も恐い事になっていくのだから。
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恐さ演出の極みは電話ボックスでのフェイントですね。手に汗握るじゃん、ずるいよポランスキー。
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夫のガイはマインドコントロール下にあったとしても許せぬ卑劣さ。自己中ダメ男にシンパシーを感じる者でも目的が自己の出世となると全く受け付けられないんだな。
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この映画、後に監督自身に本当に起きちゃったシャロン・テート事件だとか、ロケのアパートがジョン・レノンが射殺されたダコタハウスだったりとか、後から恐怖映画の箔を付けるオカルトチックな事象がありましたが、まず、そんな事を度外視してもホラー傑作でしょうね。
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ロマン・ポランスキーもう少し勉強したくなりました。
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私も昨年再見しました。やっぱいつ見てもいいですよね。
最後の一文が嬉しいですね。
何だかんだ言っても映画無知なもんで・・・
この記事書いてるときはちっとも知らなかったんですが、ポランスキーもスゴイけどガイ役のジョン・カサヴェテスって人がこれまた凄い映画を撮る方だったんですね。今年に入って初めて観まして、衝撃を受けてます。
ポランスキーとともにこちらも勉強課題です。