JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「家政婦が見た痴態-お願い、汚して-」

2010-10-28 | 映画(DVD)
「家政婦が見た痴態-お願い、汚して-」2010年 オーピー映画 監督:関根和美

疎遠だった父・修造が危篤―――。幸生は妻・まり子(水沢真樹)を連れ、弟・透も実家兼ペンションへ向かう到着した。幸生夫婦は修造が面会謝絶だと聞かされ、不謹慎にも幸生の部屋で早速戯れる。その様子や透の入浴シーンに出くわした住み込み家政婦・しおり(鈴木ミント)は、妄想で・・・。

所謂、遺産相続を巡っての長男夫婦、次男夫婦に父親の可愛がる家政婦が加わっての相続争いものなのだが、なんともホンワカムードで暗いところがない。
妻のカード破産で教員をクビになった長男。一時は羽振りの良かったデザイナーである次男も今では落ちぶれ、妻(酒井あずさ)がソープで働き生計を保つといったように、それぞれ悲惨な状況なのだけれど、ピンク映画だからか、自分の高校生の時に使った部屋でのイメクラプレイに励む長男夫婦。ソープ勤めをさせていることを妻に詫びる次男と、夫の将来を信じきっている次男の嫁の熱愛行為。なんとも夫婦仲がよろしいので後味が悪くない。
そんな長男、次男夫婦の秘事を覗いては妄想にふけっては腰を抜かすほどの自慰をくりかえす家政婦・しおり。

父親危篤は思ったとおり、自分をほったらかしにした息子たちの本性を試すための狂言。出来の悪い息子たちを騙す人の悪い親父だけれど、現状を訴え泣きつく2人の息子夫婦にも、結局遺産の分け前は与えてあげるんだろうなと想像できる。

家政婦と父親の関係描写は少なく、ラストで実はこの家政婦が処女で雑用係の男と結ばれる。おいおい、こんな処女おるんか?そりゃあんまりでしょ。

上野オークラ劇場

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