JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「アダムス・ファミリー」DVD

2013-08-21 | 映画(DVD)
「アダムス・ファミリー」1991年 米 監督:バリー・ソネンフェルド

ゴメズは、自分のせいで25年前に失踪したアダムス家の長男である兄・フェスターへの罪悪感を抱き続けていた。アダムス家の顧問弁護士であるアルフォードは長年に渡る高利貸しへの借金の返済のため、膨大な資産のあるアダムス家に何かと事業に誘い込むが悉く却下される。高利貸しのクレイブン親子に追い詰められたアルフォードは、彼女の息子のゴードンがフェスターに生き写しな事に気付くと、ゴードンをフェスターに変装させアダムス家の財産を強奪させる計画を持ちかける。

クリスティーナ・リッチに関しては「バッファロー66」を借りよう借りようと言い続け早15年、未だに借りていないわけだけれど、11歳のクリスティーナ・リッチの出ているアダムス・ファミリー。こちらも長らくレンタルされていなかったけれどこの度、再発、レンタル解禁となったという事で先にこっちを借りる事にした。

幼い頃テレビで観て好きだった「アダムスのお化け一家」の初の映画化で当時から気にはなっていたのだけれど、映画なんてぜんぜん見ない頃だったのでスルーしたまま置き去られていたというわけ。

最初からホラー・コメディーなエンターテイメントを予感させる絵作りやサントラに期待は高まるわけだけれども、ストーリーとしては平板でパンチ力に欠けるように感じてしまう。
こういう世界感は後にティム・バートンが我々を楽しませてくれたので、どうしても比べちゃうのか。
この映画は普通と逆の常識を持ったアダムス一家のブラックな常識、行動に関する小ネタの積み重ねを楽しむ作品と思われる。
11歳のクリスティーナ・リッチのおでこだけでは持たない。
そもそも、準新作レンタルで当日、ないし一泊で堪能できる代物では無いのだ。
噛めば噛むほど味の出るスルメ体質の作品と見受けた。
何度も何度も繰り返し観る事によって魅力が増幅されるタイプ。
DVDを購入所有するべき作品なのかもしれないが、今回の再発はチトお値段が高いようです。もう少し安価な物が出るまで待ちましょうじゃないの。
そういえば、TVドラマ版にしたって、印象的なテーマソングと指パッチン、キャラの魅力の割に、何が面白いんだか、という認識だったのに、何故かやっていると好きで何度も見てしまうという不思議体質のテレビドラマではあったな。

クリスティーナ・リッチの吐く台詞の魅力に取りつかれそうだが、ガールスカウトを一蹴する一言がクールでかっこ良かったっす。





登場人物はおバカが多くて(特に男性陣)楽しいのだが、そんなおバカ連中の家族愛、夫婦愛・・・、これがいいんですよね。
ラストのモーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)とゴメズ(ラウル・ジュリア)のキス・シーンの美しさは特筆ものですな。

ロリ系嗜好にはクリスティーナ・リッチ、熟女嗜好にはメイクの怖いアンジェリカ・ヒューストンで充分楽しめる。
マニアック要素が強くて魅力的。

やはりTV版をもう一度観たい。あのくだらなさを・・・

アダムスのお化け一家_マンスターズ1.2_日本語OP

さぁ、次こそ「バッファロー66」だぞ!年内に借りる事を当面の目標としましょう。

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