「歌謡曲黄金時代1960's」
「下町の太陽」1963年 松竹 監督:山田洋次
倍賞千恵子の同名ヒットソングから企画され、本人主演で映画化。下町の化粧品工場で働くヒロインを中心に、高度成長という時代背景のなかで青春をとらえた珠玉篇。
ヒットソング「下町の太陽」・・・・この曲は知らない。
倍賞千恵子主演。妹の魅力だけでなくたまには姉のほうも・・・
可愛いといえば確かに可愛い。けっこうボーイッシュなお顔立ち。
「下町の太陽」を荒川の土手を歩きながら歌います。
この映画は神保町シアターでの「鉄道映画紀行」にラインアップされてました。青春映画であり、また鉄道映画でもあります。
倍賞の弟(中学生)と鉄鋼所勤めの勝呂誉が本物のSLで汽車ごっこする機関庫。
恋人とデートの帰り東武電車で隅田川の鉄橋を渡る。「隅田川を渡ると風景まで暗くなる」
曳船駅で佇んでいると仲間からダンスパーティーに誘われる。
勝呂誉の鉄鋼所仲間の石川進が患って田舎に帰る、汽車の別れのシーン。
極めつけはダンスパーティのあと一夜だけの約束でデートした勝呂誉と倍賞千恵子の都電での別れのシーン。
出発してしまった都電の窓ごしに「恋人はいるの?」の問いを漸く聞き取って頷く。次の「結婚するの?」は轟音でかき消され聴こえないという意味で首を横に振る倍賞千恵子。名シーンですね。
ダンスパーティではジーパンの似合う青山ミチの歌に合わせてツイストを踊る若者たち。
下町の左ト全だってツイストを踊る。
下町の風景や人情を背景に繰り広げられる物語。まだ万引きする子の家庭には大抵問題を抱えているはずの時代であり、女の幸せは結婚することであり職場は腰掛にすぎないのが当たり前の時代。そんな時代に微かに女の幸せに疑問を持つゆれる娘心を巧みに描いていたと思います。
中学生の弟が父親(藤原釜足)の誕生日に卵を買ってくるシーンが泣けるね。(ベタ)
ラピュタ阿佐ヶ谷
「下町の太陽」1963年 松竹 監督:山田洋次
倍賞千恵子の同名ヒットソングから企画され、本人主演で映画化。下町の化粧品工場で働くヒロインを中心に、高度成長という時代背景のなかで青春をとらえた珠玉篇。
ヒットソング「下町の太陽」・・・・この曲は知らない。
倍賞千恵子主演。妹の魅力だけでなくたまには姉のほうも・・・
可愛いといえば確かに可愛い。けっこうボーイッシュなお顔立ち。
「下町の太陽」を荒川の土手を歩きながら歌います。
この映画は神保町シアターでの「鉄道映画紀行」にラインアップされてました。青春映画であり、また鉄道映画でもあります。
倍賞の弟(中学生)と鉄鋼所勤めの勝呂誉が本物のSLで汽車ごっこする機関庫。
恋人とデートの帰り東武電車で隅田川の鉄橋を渡る。「隅田川を渡ると風景まで暗くなる」
曳船駅で佇んでいると仲間からダンスパーティーに誘われる。
勝呂誉の鉄鋼所仲間の石川進が患って田舎に帰る、汽車の別れのシーン。
極めつけはダンスパーティのあと一夜だけの約束でデートした勝呂誉と倍賞千恵子の都電での別れのシーン。
出発してしまった都電の窓ごしに「恋人はいるの?」の問いを漸く聞き取って頷く。次の「結婚するの?」は轟音でかき消され聴こえないという意味で首を横に振る倍賞千恵子。名シーンですね。
ダンスパーティではジーパンの似合う青山ミチの歌に合わせてツイストを踊る若者たち。
下町の左ト全だってツイストを踊る。
下町の風景や人情を背景に繰り広げられる物語。まだ万引きする子の家庭には大抵問題を抱えているはずの時代であり、女の幸せは結婚することであり職場は腰掛にすぎないのが当たり前の時代。そんな時代に微かに女の幸せに疑問を持つゆれる娘心を巧みに描いていたと思います。
中学生の弟が父親(藤原釜足)の誕生日に卵を買ってくるシーンが泣けるね。(ベタ)
ラピュタ阿佐ヶ谷
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