JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「女競輪王」

2010-09-19 | 映画(DVD)
「昭和の銀幕に輝くヒロイン〔第55弾〕前田通子」

「女競輪王」1956年 新東宝 監督:小森白

魚屋の娘が、競輪選手を目指して猛特訓を受け、晴れてB級選手に。ライバルの妨害工作、八百長、スキャンダル・・・激情渦巻く競輪界を舞台に、ヒロインの成長を描いた移植のスポ根ドラマ。

八頭身巨乳美人の前田通子。ブラウス着てても太腿あらわな競輪スタイルでも魅力ばっちりの美人です。

前田通子演じる魚屋の娘がなかなか強かで、弟の学費を稼ぐため婚約者との結婚を延ばしてもらい競輪学校へ、自転車などの費用を婚約者の父親から色仕掛けまがいで借りてしまう。
競輪選手、火の玉しんちゃん(沼田曜一)に弟子入り志願するシーンも色気を存分に発揮して、すっと肩透かしをくらわす手練れぶり。
八百長事件で元気のないしんちゃんを励まそうと盛り場で、これまたいい雰囲気になったところ同期の子(しんちゃんと出来ている)に遭遇する途端の変わり身・・・
賞金を稼いで婚約者のお父様に借金に利子をつけて返済すると「これで利害関係はありませんね」だと・・・

そんな彼女、27連勝で競輪女王に輝き、婚約者を捨てて名声を掴むのか・・・
婚約者にしても「もう遠い存在になってしまった」と言わせながら、「約束じゃないの」と競輪を捨て結婚。ハッピーエンド。
女子競輪とはいえ女王まで登りつめた、当時その収入はどのくらいなのか知らないが、ちょっとありえない展開に唖然。

女王になった日、自分の競輪学校当時と被る元気娘の役が原知佐子じゃないですか。
こちらは小柄だけど活躍するのかな。原さんの女競輪王も見たかった。

競輪シーンは当時としてはこれが限界でしたか、陳腐な合成。仕方ないんだろうけど、もう少し競輪の魅力が出せなかったもんかね。単調すぎる。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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競馬や競艇と違って男子選手の中に交じって競技する事がまず無理な競輪。女子だけのレースを成立させるのは大変だろうけど、これだけ女子スポーツの盛んな現代、復活してもおかしくないよなと思って調べたら、やっぱりやるのね、女子競輪。

女子競輪復活、11年実施へ来春選手募集へ

以下Wikiより
「かつては女性選手だけの競輪「女子競輪」が開催されていて、女性のプロ競輪選手も多数存在した。代表的な女子選手として、奈良の田中和子や神奈川の渋谷小夜子、山口の畑田美千代など。

1948年(昭和23年)11月、小倉競輪場での競輪初開催と同時に女子競輪もオープンレースとして開催、翌1949年10月に開催された第2回全国争覇競輪(川崎競輪場)にて車券発売の対象となる。

当初は女性選手が女性誌等で「ミス・ケイリン」と取り上げられるなど、多方面に話題を提供したこともあった女子競輪だが、元々選手間での力の差があり過ぎてレースが堅く収まってしまうことが多く、ファンから見てギャンブルとしての魅力が乏しかった事などから、女子競輪の人気は長続きせず、1964年(昭和39年)9月8日に開催された名古屋競輪場でのレースが最後となり、女子競輪の歴史は幕を閉じた。

女子競輪においても特別競輪(現在で言うGIレースに相当)は開催された。上記の全国争覇競輪の他に高松宮妃賜杯競輪、全国都道府県選抜競輪、競輪祭にて女子の部が開催されていたが、1957年の第12回全国争覇競輪の女子の部が直前になって突如中止されて以降は高松宮妃賜杯・全国都道府県選抜のみとなった(競輪祭も1958年の第4回大会以降では実施されず)。また、圧倒的な強さを誇った田中和子の引退もあり、女子競輪の衰退に拍車がかかった。

最盛期の1952年(昭和27年)には669名もの女性選手が在籍したが、体力の限界や結婚などで引退する者が相次ぎ、1961年(昭和36年)には294人にまでその数を減らしていった。また、デビュー当時18〜19歳だった彼女らも徐々に高齢化し、晩年には「ミセス・ケイリン」とまで揶揄される有様であった。そして1964年8月、末期まで残った230人の女子選手全員の登録消除が決定し、10月31日付けで選手登録消除となり、全員が引退した。

現在では、一部の競輪場で、「レディース・ケイリン」と題して女子競輪が行われることもある。ただこれは主に地元で集められた女子選手による模擬レースであり、ファンサービスとしてのアトラクションの一部のため、実際に同レースは車券発売の対象とはなっていない。また、上記「レディース・ケイリン」とは別に、佃咲江と和田見里美の2人が北京オリンピックに出場したことを契機に、女子自転車選手の強化の一環として、2008年と2009年にそれぞれガールズケイリンが行われた。

ケイリン女子が2012年のロンドンオリンピックから正式種目として採用されることもあり、
昨今の競輪の売り上げ低迷打開策の一環として、2012年3月に女子競輪の開催を復活させることが決定した。JKAは2010年5月に、女子第1期生となる日本競輪学校入学者を募集する。定員は35名で、1年間の訓練を経て2012年3月にデビューの予定である。また当面は、首都圏のナイター開催対応場のFI、FII開催において、1日2レースを実施する予定となっている。

再開される女子競輪では原則的に7車立てとし、オリンピックや世界選手権と同様のUCIルールを採用する予定である。また、ヘルメットやユニホームもファッション性を重視したものを採用する予定となっている。」

・・・中には美人選手もいるはずですよ。ちょっと楽しみですね。

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