JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「あした晴れるか」

2018-01-08 | 映画(DVD)
「歳末&新春特選 コメディ天国 It's笑Time」

「あした晴れるか」1960年 日活 監督:中平康

「東京探検」というテーマで仕事を依頼された青年カメラマンと、お目付役としてはりつく女性宣伝部員の恋の顛末。菊村到の同名小説を映画化したスクリューボール・コメディの快作で、眼鏡才女・芦川いづみが何ともカワイイ。

芦川いづみの出演作を追っかけたい気持ちあるんだけど、もう裕次郎や圭一郎の映画をもうあんまり見たくないんだよね。これは大きなハンデだ。
でもこれは明らかに芦川いづみ映画でした。






インテリジェンスに写真論をまくしたてる眼鏡のいづみさん。眼鏡越しの眉の動きが超キュートなコメディエンヌぶり。







「貴方は綺麗な脚をしているのに何故スカートを履かないんですか?」
「履いてないみたいな言い方ね。それを言うなら何故スラックスを履くのかと聞きなさい」
酔っても理屈っぽいインテリいづみさんが最高!

ただ、有能アートディレクターなんだけど裕次郎への提案がまったく採用されずお気の毒。
ま、惚れて嫉妬に荒れたりもするけど最終的に結ばれる訳でもないのはイイ。

渡辺美佐子の裕次郎への気持ちはあまり描かれてないんだけどラストのタイトル文字をガラスに描くのは彼女でしょう。
作風はラブ・コメでありながら非常にドライな所が良いんですよね。

弟くん(杉山俊夫)のヘラヘラ感も軽くて良い。はボーリング場のバイトシーンが時代ならではで貴重。

叔父・三島雅夫の小ネタが宮戸川だったり・・・。

さてさて、
この映画、眼鏡いづみさんの他にも可愛い人が出演してますぜ。
それは渡辺美佐子さんでも中原早苗さんでもありません。
BAR HOBNOBでいつも中原早苗さんと同席してるホステスさん。台詞もない役ですけど、どなた?気になるなぁ。







シツコイようだが、芦川いづみさんの眼鏡女子ぶりがステキ。だけど眼鏡をはずした寝顔の方がより一層可愛いので正当眼鏡美人とは言えまい。






















2017年ラピュタ阿佐ヶ谷


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