JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「尼くずれ」

2017-12-08 | 映画(DVD)
「シネマヴェーラ渋谷的大映女優祭 小西康陽とシネマヴェーラ渋谷によるセレクション」

「尼くずれ」1968年 大映 監督:池広一夫(小西康陽セレクション)

春光尼(安田道代)と知り合ったトルコ嬢の三木本賀代は、ヤクザに追われる仲間たちを引き連れ尼寺に逃げ込んだ。増大する生活費を稼ぐためヌードモデルを引き受けた安田は・・・。「姿は尼だが中身は凄い!」美人でカッコよくてヤクザ相手に啖呵もきれるヒロインに安田道代がドンピシャ。



尼さんだって女だから、もんもん。というピンクぽい題材ではあるが、先進的考えを持つ春光の安田道代はしっかりとした見識を持っていて、ぴしゃりと断る台詞に痺れる。
それでもあの啖呵は啖呵としてカッコ良いけど何か唐突感が拭えない。

若い尼、香妙の小林直美が口ずさむのは「花と蝶」と「夕べの秘密」



庵主の三宅邦子がとても良い。
庵主さんも若かりし頃は悶々としていた、ってそれ、想像するのも愉しみ。
私も同じ様な過ちを何度もして参りました・・・



安田道代、貞操の危機は庵主の110番であっさり解決って何それ。



シネマヴェーラ渋谷

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