JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「高校生無頼控 突きのムラマサ」

2010-07-10 | 映画(DVD)
「誘惑の女優列伝 Part3 ひし美ゆり子 第2弾」

「高校生無頼控 突きのムラマサ」1973年 東宝 監督:江崎実生

村木正人ことムラマサは、過激派の兄を探してある町にやって来た。川で洗濯物をしていたムラマサ、全裸であることに気付かずに、東華学園の美人先生・小千谷陽子に話しかけ、小千谷先生を驚かす。その東華学園生徒コンチュウ等3人と河原の決闘で凄腕を見せたムラマサはコンチュウの家に居候。東華学園運動部部費削減を決定する生徒会長で全校一の秀才美人の東風みどり。ムラマサは男子生徒のたっての要請でみどりに男意気を見せるべく一計を案じる。

「週間漫画アクション」に連載された小池一夫原作の人気劇画「高校生無頼控」を、小池自身が脚本を手掛けて映画化の第2弾。
1971年頃の童貞高校生はこういう劇画を読んでいたのね。我らの時代で言えば「俺の空」って、これまた恥ずかしい青春劇画があって、何を隠そう、私もちょっと買って読んだ。あ~恥ずかしい。
しかし、読んだ事のない「高校生無頼控」は映画で見る限りもっともっと強烈な何かがありそう。
これに比べりゃ本宮ひろ志のは健全なる童貞劇画か?

自称童貞(どうだか?)ムラマサの行動はほとんどセクハラ親父。
自転車の後ろに乗せた先生の両手の自由を奪い、乳を揉みしだくなど。
強いムラマサ君に次第に魅かれていく小千谷先生をモノにするのも結局、強姦だし・・・、高校のマドンナみどりの唇を奪うのもキッスくじのイカサマというピカレスクぶり。
大門正明は元気で下品なムラマサ役には合っている。

ひし美ゆり子さんの代表作の一つでしょう。
強い女性というより、ちょっとトロいとぼけたキャラ。地方高校教師の素朴さがナイスです。
アンヌ隊員もそういった一面が見えるとき、可愛かったもんね。

「ムラマサ君は元気があって良いのだけれど、この町には合わない、何かが起こらないうちに出て行って欲しい」と言ったような、排他的な台詞がGOODです。

トラックにからかわれて転倒するミニスカひし美さん。林の中で強姦され、次第に喘ぐひし美さん。そんなひし美ゆり子さんを見ることができるだけで充分価値ありです。



他では渡辺やよいの白いパンツ。

残念なのは男子生徒あこがれの東風みどり役、加藤小夜子。
いくら悶々とした童貞君でも、こんな肉まんブツブツの女子に憧れるなんて夢が無さすぎ。
憧れの的の役じゃなくて端役でブサイクヌードを見せてくれるならOKなんだけど・・・笑える、浜辺のヌード・ラブシーンはけっこうなモンでした。

銀座シネパトス

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