JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「おいろけコミック 不思議な仲間」

2010-11-20 | 映画(DVD)
「俳優・夏木陽介 風の中を走る!」

「おいろけコミック 不思議な仲間」1970年 監督:児玉進

女のトラブルでレーサーをクビになったプレイボーイの夏木陽介は大学の後輩、林与一のマンションに居候する事となる。一見、気の弱そうな林与一ではあったが、「ママンが死んで寂しい」と母性をくすぐり、複数の女性と婚約していた。彼女の中にレースのスポンサーの娘、夏純子が居ることを知り、林与一を夏純子と結婚させようと、他の女との手切れを一手に引き受け、次々にモノにしてしまう。そんなある日、夏木陽介が可愛がっている妹、ジュディ・オングが上京してくる。品行方正なお兄ちゃんになりすます夏木陽介であったが・・・。

劇中の役名はすっかり忘れ去られました。

最初の頃、他愛のないラブ・コメディーだと思いスクリーンをぼんやり眺めていたところ、後半、実はジュディ・オングが林与一に惚れていて、自分には他の女のように手を出してくれないと嫉妬に怒るあたりから連続生の笑いに誘われ、いつしかゲラゲラと笑いながら楽しく観ている自分にびっくり。
この後半の盛り上がりから結局はハッピーエンドに落ち着くラストまでラブ・コメ堪能。
夏木陽介と林与一の対照的なコンビネーションが面白い。

お色気面では団令子、夏純子、中山麻里、松岡きっこ、久里千春、桑原幸子、范文雀と錚々たるメンバー。ただ、連なるメンバーの名前の割にはお色気度が高くないのが残念。
芸者役の団令子が劇中の役柄から言っても他より抜きん出ていたか。

ジュディ・オングって人は私の場合「魅せられて」よりも子役でTVに出ていた頃が印象的でとっても古い人のように思うのだけど1950年生まれなのね。TVで見ていたころよりちょっぴり大人になった頃。やっぱり小柄ですね。

シネパトス銀座

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