JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「怒る西行 これでいーのかしら。(井の頭) 」

2015-08-15 | 映画(DVD)
「沖島勲監督の全七作品、七週に亘り、一挙公開!! 過激で、キュートな、ユートピア。」

「怒る西行 これでいーのかしら。(井の頭) 」2009年 YYKプロダクション 監督:沖島勲

新緑が美しい四月の或る日、玉川上水沿いに久我山方面から井の頭公園へ向かって、色々喋りながら、沖島と聞き役の女性が歩いて行く。モーリス・ド・ブラマンク、谷内六郎、西行、横尾忠則、つげ義春・・・話は多岐に渡り、自然と人間とのダイナミックな共生、両者の“秘密”の関係が示される。

これは、タイトルからしても、ラピュタの紹介文からしても、今回の特集の中では観んでいいやつとパスの予定だったのですが、監督の訃報が飛び込んできたし、その監督自ら出演して言いたいことをしゃべってるというのでお悔やみがてら観賞とあいなった。

風邪のひき始めで体調も最悪。どうにも作品の面白さがピンと来ず。そもそも他作品のようなユーモアに優れた面白い作品とは違うものではあるでしょうが、当初のパスという判断は間違いではなかったようで。
このまま観続けても面白くなりそうにないので、腹を括って眠る事に。
最近、劇場で眠る頻度が高くなってるのは年齢のせいもある。少し考えねば・・・

終盤やっと目覚めたら井の頭公園にたどりついていた。

まず「一万年、後・・・。」という作品のロケハンで・・・なんて聞くとあんな作品にもロケハンあったんかと苦笑。確かにスタジオセット以外のシーンもちゃんとあるにはあったが・・・

有名な井の頭公園の都市伝説的駄洒落。沖島監督にとっては知らない洒落で、かなり気に入ったのだかどうだか、映画のタイトルにまでしちゃうなんて・・・。

これもやっぱり本作に対する自虐なのかしら。映画は眠ってしまったけれど、この人のこういうシニカルなユーモアって嫌いじゃない。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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