映画 「ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟」

ウルトラ40周年に相応しいお祭りでございました。

ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟 - goo 映画

大人も楽しめるというよりは親子で楽しめる映画。

ウルトラ兄弟に否定的だった私もウルトラマン・フェスティバルのステージを見て、これは絶対行かなければと思ったものです。（円谷さん上手いなぁ）

以下、チョッピリネタバレ含みます。

テンペラー星人、ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人・・・
ハヤタ、ダン、郷、北斗・・・
次から次へのバトルの連続にHero-Nも釘付けでした。
ハヤタ、ダンはマックス、メビウスでもお馴染みでしたが郷秀樹の様変わり振りにビックリしていました。（笑）

篠田三郎さんにも出演いただきたかったな。

ニセウルトラマンメビウス登場。クールに都市を破壊。ヒールとしてカッコ良かった。よく見れば違いは判る。サコミズ隊長はすぐ見破りましたね。ニセのシンボルつま先のトンガリは控えめでした。

感動で涙する。なんて事はなかったけど、鳥肌は立ちました。並んだ兄弟はやはりお見事。
40年という歴史の上にある現ウルトラマンメビウスという物が明確に表現されて・・・
いいじゃないですか。嬉しいよ。

子供向けの作品に対して野暮を承知で言えば、宇宙人やウルトラマンが饒舌すぎ。声も宇宙人らしく作ったりしていない。普通の声。ガッツ星人の声がピストン西沢という事で、何かを期待していたのですが・・・

タカト少年のビビリ顔がいいんですよね。
そう、ウルトラマンになるとか、ＧＵＹＳに入ってウルトラマンと闘うなんて夢を持っていても、実際目の前に怪獣が現れたら、びびって何もできないよね。

映画が終わってHero-Nにも聞いてみました。
「Hero-Nも本当に怪獣が出てきたらあの子みたいに隠れて何も出来ないでしょ」
「ううん、あの子よりもっと臆病だと思う。岩に隠れないでお家に逃げる」
「えー、犬は見捨てるの？」
「だって犬は居ないよ」（うちは犬飼っていません）
「じゃあ、お母さんが逃げられなくて掴まっていたら？」
「うーん」ニヤっと笑って困ってしまった。「でも、犬も大丈夫だったよ」
「あの犬はたまたま大丈夫だったんだよ」
これはちょっと意地悪な質問だったかな。
でも、少し時間を置いて、忘れた頃に答が返って来ました。
「怪獣の事忘れちゃうかもしれない。」
「え？どういう事？助けに行くって事？」
「かもね。」
ウーム、偉いもんだ。お母さんからいい子いい子してもらってました。

ハヤタの科白
「ウルトラマンは神様じゃない。救えない命もあれば、届かない思いもある・・・」
流石、初代です。

それでも勇気を出したタカト少年、ラストでGUYSのユニフォームを着たその表情はとっても凛々しいものでした。

そのGUYS・・・映画ではまるで活躍の場無し。
神戸上空のシールドの外で手を拱いている。
シールドが破れて突入してみると、ウルトラ兄弟が揃って仁王立ち。
「マジ！」「ウルトラ兄弟？なんか、感動・・・」「グラシアス！」

いやぁ、なんのかんの言っても良かった良かった楽しめました！

土日祝日に行くと指人形がもらえます。
3人で行ったので指人形も3体ゲット。お子さま限定じゃないところが嬉しいね。


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