「消えゆく曽根中生!?」
「天使のはらわた 赤い教室」1979年 日活 監督:曽根中生
偶然目にしたブルーフィルムの女を忘れられないポルノ雑誌編集者の村木。仕事で訪れたラブホテルの受付で“あの女(名美)”と遭遇した村木は彼女と心を通わせるが、予期せぬ出来事が二人の運命を狂わせ…。降り注ぐ雨、連れ込み宿に差し込む西日、暗闇で光るネオンサインが村木と名美の哀しく絶望的な愛を際立たせる、和製フィルム・ノワールの傑作!
何度も映画化されている村木と名美のドラマ。人気あるシリーズですね。その中でも取り分け名作と言われているこちら、初めて観ました。
冒頭の劇中ブルーフィルム。こちらも名作。これが「赤い教室」
実は作り物ではなく本物の名美レイプ撮影との設定。嘘だろ・・・{/hiyo_shock2/
特に廊下の赤、水道の赤。カメラは犯された後の名美の身づくろいまで追う、そして校庭のテニスコート映像で「完」
昼間の連れ込み旅館での時間の経過。ネオンサイン。お互い初めて名乗りあうシーン。
ブルーフィルム以来、堕ちた生活の名美が僅かに這い上がってみようとした機会だったかもしれない。
振られた晩、行きずりの男とのホテルでの情事。
映像的工夫があり、ホテルの鏡を使った異次元的映像。淫乱に求め続ける名美の顔が歪んで、狂気を伴い堕ちていく様の表現が痛い。
そして3年後、完全に堕ちて白黒ショーをする名美との偶然の再会。
何とか地獄のような場所から救い出したい村木であったが・・・・水たまりに写る名美の姿。
もう、何と言っても蟹江敬三です。
「古いカレンダーのような女」村木の奥さんも哀しくって良いですね。
原作劇画も読んでいない「天使のはらわた」
機会があれば「天使のはらわた」の映画は順次観ていこうと思います。
何がそんなに制作者の気持ちを駆り立てるのか。「赤い教室」で少し解ったような・・・
女高生 天使のはらわた(1978)※
天使のはらわた 赤い教室(1979)
天使のはらわた 名美(1979)※
天使のはらわた 赤い淫画(1981)※
ルージュ(1984)※
ラブホテル(1985)
赤い縄 果てるまで(1987)※
天使のはらわた 赤い眩暈(1988)
死んでもいい(1992)※
ちぎれた愛の殺人(1993)※
ヌードの夜(1993)※
天使のはらわた 赤い閃光(1994)※
夜がまた来る(1994)※
人が人を愛することのどうしようもなさ(2007)
※現在のところ未見。
「天使のはらわた 赤い教室」1979年 日活 監督:曽根中生
偶然目にしたブルーフィルムの女を忘れられないポルノ雑誌編集者の村木。仕事で訪れたラブホテルの受付で“あの女(名美)”と遭遇した村木は彼女と心を通わせるが、予期せぬ出来事が二人の運命を狂わせ…。降り注ぐ雨、連れ込み宿に差し込む西日、暗闇で光るネオンサインが村木と名美の哀しく絶望的な愛を際立たせる、和製フィルム・ノワールの傑作!
何度も映画化されている村木と名美のドラマ。人気あるシリーズですね。その中でも取り分け名作と言われているこちら、初めて観ました。
冒頭の劇中ブルーフィルム。こちらも名作。これが「赤い教室」
実は作り物ではなく本物の名美レイプ撮影との設定。嘘だろ・・・{/hiyo_shock2/
特に廊下の赤、水道の赤。カメラは犯された後の名美の身づくろいまで追う、そして校庭のテニスコート映像で「完」
昼間の連れ込み旅館での時間の経過。ネオンサイン。お互い初めて名乗りあうシーン。
ブルーフィルム以来、堕ちた生活の名美が僅かに這い上がってみようとした機会だったかもしれない。
振られた晩、行きずりの男とのホテルでの情事。
映像的工夫があり、ホテルの鏡を使った異次元的映像。淫乱に求め続ける名美の顔が歪んで、狂気を伴い堕ちていく様の表現が痛い。
そして3年後、完全に堕ちて白黒ショーをする名美との偶然の再会。
何とか地獄のような場所から救い出したい村木であったが・・・・水たまりに写る名美の姿。
もう、何と言っても蟹江敬三です。
「古いカレンダーのような女」村木の奥さんも哀しくって良いですね。
原作劇画も読んでいない「天使のはらわた」
機会があれば「天使のはらわた」の映画は順次観ていこうと思います。
何がそんなに制作者の気持ちを駆り立てるのか。「赤い教室」で少し解ったような・・・
女高生 天使のはらわた(1978)※
天使のはらわた 赤い教室(1979)
天使のはらわた 名美(1979)※
天使のはらわた 赤い淫画(1981)※
ルージュ(1984)※
ラブホテル(1985)
赤い縄 果てるまで(1987)※
天使のはらわた 赤い眩暈(1988)
死んでもいい(1992)※
ちぎれた愛の殺人(1993)※
ヌードの夜(1993)※
天使のはらわた 赤い閃光(1994)※
夜がまた来る(1994)※
人が人を愛することのどうしようもなさ(2007)
※現在のところ未見。
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