ラピュタ阿佐ヶ谷「荷風と谷崎」より
「瘋癲老人日記 」1962年 大映東京 監督:木村恵吾
この映画も大昔、東京12チャンネルで見ました。その時、あまりの面白さで谷崎潤一郎の原作まで読んだ。それが谷崎潤一郎との出会いでありました。
アア、早クコンナ老人ニナリタイモノダ。ト思ッタモノデス。
同時ニ金持チニハナレソウモナイシ、コンナ綺麗ナ嫁ヲ迎エル事ハ無イダロウカラ憧レニスギナイトイウ事モ当時カラ分カッテイタ。
羨マシイト思ッタモノデス。
ヤハリ良イ。ジジイ映画ノ最高峰ダ。
77歳督助ノ山村聰ハ計算スルト当時52歳。
颯子(若尾文子)トノ言葉ナブリプレイガ良イデス。
「ホラホラ、ソンナニ興奮スルト滑ルワヨ」
「ウググググ・・・」
「調子ニノラナイデ、年寄リノ癖ニ生意気ヨ」
シャワーカーテンカラ出ス足ハ原作ノ颯子ノイメージヨリイクラカ肉付キガ良スギルカモシレナイケレド、先ニ映画ノ方ヲ観テイタノデソノ辺ハアマリ気ニナラナイ。
コウイウ性ノ女ハ若尾サン、オ手ノ物。
今回再見シテ東山千栄子ノ婆サンガ実ニ良カッタ。
娘ニ冷タク、嫁ニ財産ヲ貢グ亭主ニ対シテ激シク憤ルノダケレド、ソコニ女トシテノ嫉妬ハアマリナイ。
孫ニ手ヲ引カレ、フイニ落涙シ自ラノ死期ヲ感ジ、颯子ノ仏足石製作トナルワケダガ、不自由ナ身体デ拓本製作ニ没頭スル老人ト退屈ソウナ嫁ノ対比。面白イケド恐ロシイ感ジ。
家父長ノ権威ガ大キカッタ時代ノオ話デハアル。
木村恵吾は「痴人の愛」を2度も撮ったけれど、この「瘋癲老人日記」が一番良いじゃないですか。
「瘋癲老人日記 」1962年 大映東京 監督:木村恵吾
この映画も大昔、東京12チャンネルで見ました。その時、あまりの面白さで谷崎潤一郎の原作まで読んだ。それが谷崎潤一郎との出会いでありました。
アア、早クコンナ老人ニナリタイモノダ。ト思ッタモノデス。
同時ニ金持チニハナレソウモナイシ、コンナ綺麗ナ嫁ヲ迎エル事ハ無イダロウカラ憧レニスギナイトイウ事モ当時カラ分カッテイタ。
羨マシイト思ッタモノデス。
ヤハリ良イ。ジジイ映画ノ最高峰ダ。
77歳督助ノ山村聰ハ計算スルト当時52歳。
颯子(若尾文子)トノ言葉ナブリプレイガ良イデス。
「ホラホラ、ソンナニ興奮スルト滑ルワヨ」
「ウググググ・・・」
「調子ニノラナイデ、年寄リノ癖ニ生意気ヨ」
シャワーカーテンカラ出ス足ハ原作ノ颯子ノイメージヨリイクラカ肉付キガ良スギルカモシレナイケレド、先ニ映画ノ方ヲ観テイタノデソノ辺ハアマリ気ニナラナイ。
コウイウ性ノ女ハ若尾サン、オ手ノ物。
今回再見シテ東山千栄子ノ婆サンガ実ニ良カッタ。
娘ニ冷タク、嫁ニ財産ヲ貢グ亭主ニ対シテ激シク憤ルノダケレド、ソコニ女トシテノ嫉妬ハアマリナイ。
孫ニ手ヲ引カレ、フイニ落涙シ自ラノ死期ヲ感ジ、颯子ノ仏足石製作トナルワケダガ、不自由ナ身体デ拓本製作ニ没頭スル老人ト退屈ソウナ嫁ノ対比。面白イケド恐ロシイ感ジ。
家父長ノ権威ガ大キカッタ時代ノオ話デハアル。
木村恵吾は「痴人の愛」を2度も撮ったけれど、この「瘋癲老人日記」が一番良いじゃないですか。
山村聰ノ老人メイクガナッチャイマセンガ、文子チャンガ完璧ニエロ過ギルノデ許シテアゲマス。文子モノデハ一番エロイト思ヒマス
・・・ってカタカナ変換とてもめんどくちゃいのによく頑張りましたね。確かにこの映画はカタカナですね。
何かくだらない事思いついちゃって、普通に書いていた記事をカタカナにワザワザ直しました。とてもめんどくちゃかったです。
この作品なくして谷崎文学には出会わなかった貴重な映画であります。
「エロかわ」ですか。
確かにエロいし、見ようによってはカワユスね。
DVD所有する価値はありますね。