JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「最後のラブドール 私、大人のオモチャ止めました。」

2010-11-06 | 映画(DVD)
「最後のラブドール 私、大人のオモチャ止めました。」2010年 エクセス 監督:友松直之

モテないサエないイケテナイノ三重苦大学生・章太郎のアパートに、先日謎の死を遂げた恩師・高円寺博士から宅配便が届く。それは章太郎が片想いする女子大生・綾香にそっくりな等身大フィギュアで、むっくりと立ち上がると、メイドロイドのマリアと名乗った。高円寺博士が開発したメイド型アンドロイドだった。その頃世間では、イケメンに貢ぐために犯罪に走る女たちの事件が急増していた。それらはすべて悪の天才プロフェッサー植草がモテない生涯童貞のルサンチマンを晴らすために仕組んだことだった。イケメンアンドロイド、ホストロイドに命じて女たちをおもちゃにすることで復讐し、さらに研究資金を調達する手段にしていたのだ。章太郎の大学にもホストロイドは潜入し、その毒牙は綾香に延びていた。章太郎はホストロイドの城咲に殴りかかるが逆に殴り倒されてしまう。そこへ駆けつけたマリアが戦闘モードで戦いを挑む…。

昨年、評判の良かった友松監督「老人とラブドール 私が初潮になった時」を観たいと思っているのだが、その第2弾の方をお先に鑑賞。

このシリーズは続くのかどうかしらないけれど(タイトル通りシリーズ最後のようです)、デコトラギャルの男勝りな台詞回しのキャラより、明らかにラブ・ドール・マリアの役の方がこの人は合っている。ロボット演技も様になってます。
その美貌はやはりオリエント工業的ではある。
瞬きをパタパタさせて覚醒するマリアが最高です。マリアの起動スイッチ押してみたい。
デコトラは原沙織利にまかせてラブ・ドールの方で最後なんて言わず頑張ってもらいたい。

ピンク封切り館でのSF作品として、アクション、CGなんかも使っているけど、エロ度、スプラッター度はとてもライト。
イケメンに対するコンプレックスからホストロイドを作った植草(ホリケン)。ホストロイドの城咲ジョージ(畠山寛)はイケメンとしては微妙なところだが、まあ良しとしましょう。
城崎ジュージの毒牙にかかった女子大生綾香(吉沢明歩・2役)が最後まで冴えない男、章太郎(原口大輔)をふり続けて無視するのが大変よろしい。ツンデレも様になる吉沢明歩くん。

メイドロイド・マリアによって童貞喪失・・・それってあくまで疑似じゃないの。高度な自慰?


必殺!萌え萌えカチューシャソード

チョイ役にしじみ(主婦)、亜紗美(女子高生)、若林志保(OL)と超豪華キャスト。

前作もDVDになっているので機会があれば観たいところ。

上野オークラ劇場新館オープン後初鑑賞。
劇場が綺麗になっても観客の中に映画目的以外のシレモノが混在されているのは相変わらず。
この上映回でもおもむろに事を始めるカップルあり。途中、集中力が散漫となってしまったではないの。「恋愛回路搭載」「価値観転倒電波」のクライマックスのあたり・・・

画質がアップしたハイクオリティバージョンでの上映だったそうです。

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