![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/bd/c0c9c335def5c35eab086dd0e1d8a250.jpg)
テリー・ギリアムが製作総指揮を取ったヤン・シュヴァンクマイエルを師とするブラザーズ・クエイ監督最新作「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」の公開に先がけ上映されるブラザーズ・クエイの短編アニメーション特集という事で興味津々、足を運んでみました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kame.gif)
渋谷 シアターイメージフォーラム
クエイ回顧展 「ブラザーズクエイの幻想博物館」=書物のカフカ的迷宮=
『ギルガメッシュ/小さなほうき』 1985年/16mm/カラー/11分
古代の暴君ギルガメッシュを、クエイ兄弟流に解釈した作品。三輪車を乗り回し怪物エンキドゥを喜々として追い回す不思議なお伽噺。
『失われた解剖模型のリハーサル』 1987年/35mm/モノクロ/14分
「ストリート・オブ・クロコダイル」のラストを引き継ぐようにして始まる。拒食症のようなアルチンボルト風の人形が蓬髪を弦音とともに引きちぎるだけで世界を震撼させていく。
『櫛』 1990年/35mm/カラー/17分
カフカに影響を与えた作家、ローベルト・ヴァルザーの小説にインスパイア。眠れる美女がある寝苦しい夜みた夢の中、パペット人形が幾重にも梯子を掛けて外を窺う。女が目覚め櫛で髪を梳くと眠れる美術館は再び闇へと帰っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/29/90a039ce4cdf5a1b6be66069082c851c.jpg)
『スティル・ナハト3』 1992年/35mm/モノクロ/4分
「ヒズ・ネイム・イズ・アライブ」のミュージック・クリップとして作られたシリーズ作品
『ストリート・オブ・クロコダイル』 1986年/35mm/カラー/22分
踊る螺子、内蔵を持つ時計、「アンダルシアの犬」を思わせる斜め縞の箱、モノトーンの不意に色彩が飛び出す仕立て屋などが次々に登場し、新しい視覚領域へと到達した。原作はポーランドのカフカと呼ばれるブルーノ・シュルツ「大鰐通り」
この幻想的、退廃的な世界感に魅了され・・・
でも眠い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
トイ・ストーリーのシドの創造したおもちゃ、ティム・バートンの創造するキャラたちも充分ブラックであるが、このインモラルさには到底適わない。
でも睡魔が・・
・
人形アニメーションなのでその人形の造形の魅力は重要。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
それでもやっぱり眠いぞ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ガラクタ箱をひっくりかえしたような質感、脳みそ部が空洞で同様に空洞の目が妖しく光るセルロイド人形・・・夢に出てきたら怖いぞ。シュヴァンクマイエルを師とするだけのイメージの数々に翻弄。
それでも、やっぱり眠い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
シュヴァンクマイエルが眠気を誘わない事にあらためて感心。
しかし、人形の魅力だけではない。大胆なフォーカスの交替など視覚的効果。
眠いけど・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
代表作とされるラストの『ストリート・オブ・クロコダイル』だけは何とか眠気に耐え鑑賞できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/18/327dee9aaed03f5ddb0d5705f2dfe833.jpg)
眠いのは体調のせいだけでは無いはず。
劇場で眠気と戦って見るよりもDVDでもって家庭で繰り返し繰り返し鑑賞したい作品。
この日2プログラム鑑賞を予定していたがこの眠さで2本はキツイ帰ろうと思っていた。
『失われた解剖模型のリハーサル』で途中音声が途切れてしまい劇場側からお詫びの招待券を受け取る。これは半眠であったのでラッキー。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
コーヒー・ショップでブラックを飲み、立て直してCプログラムにも挑戦。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_en.gif)
つづく・・・・
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渋谷 シアターイメージフォーラム
クエイ回顧展 「ブラザーズクエイの幻想博物館」=書物のカフカ的迷宮=
『ギルガメッシュ/小さなほうき』 1985年/16mm/カラー/11分
古代の暴君ギルガメッシュを、クエイ兄弟流に解釈した作品。三輪車を乗り回し怪物エンキドゥを喜々として追い回す不思議なお伽噺。
『失われた解剖模型のリハーサル』 1987年/35mm/モノクロ/14分
「ストリート・オブ・クロコダイル」のラストを引き継ぐようにして始まる。拒食症のようなアルチンボルト風の人形が蓬髪を弦音とともに引きちぎるだけで世界を震撼させていく。
『櫛』 1990年/35mm/カラー/17分
カフカに影響を与えた作家、ローベルト・ヴァルザーの小説にインスパイア。眠れる美女がある寝苦しい夜みた夢の中、パペット人形が幾重にも梯子を掛けて外を窺う。女が目覚め櫛で髪を梳くと眠れる美術館は再び闇へと帰っていく。
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『スティル・ナハト3』 1992年/35mm/モノクロ/4分
「ヒズ・ネイム・イズ・アライブ」のミュージック・クリップとして作られたシリーズ作品
『ストリート・オブ・クロコダイル』 1986年/35mm/カラー/22分
踊る螺子、内蔵を持つ時計、「アンダルシアの犬」を思わせる斜め縞の箱、モノトーンの不意に色彩が飛び出す仕立て屋などが次々に登場し、新しい視覚領域へと到達した。原作はポーランドのカフカと呼ばれるブルーノ・シュルツ「大鰐通り」
この幻想的、退廃的な世界感に魅了され・・・
でも眠い。
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トイ・ストーリーのシドの創造したおもちゃ、ティム・バートンの創造するキャラたちも充分ブラックであるが、このインモラルさには到底適わない。
でも睡魔が・・
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人形アニメーションなのでその人形の造形の魅力は重要。
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それでもやっぱり眠いぞ。
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ガラクタ箱をひっくりかえしたような質感、脳みそ部が空洞で同様に空洞の目が妖しく光るセルロイド人形・・・夢に出てきたら怖いぞ。シュヴァンクマイエルを師とするだけのイメージの数々に翻弄。
それでも、やっぱり眠い。
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シュヴァンクマイエルが眠気を誘わない事にあらためて感心。
しかし、人形の魅力だけではない。大胆なフォーカスの交替など視覚的効果。
眠いけど・・・
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代表作とされるラストの『ストリート・オブ・クロコダイル』だけは何とか眠気に耐え鑑賞できた。
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眠いのは体調のせいだけでは無いはず。
劇場で眠気と戦って見るよりもDVDでもって家庭で繰り返し繰り返し鑑賞したい作品。
この日2プログラム鑑賞を予定していたがこの眠さで2本はキツイ帰ろうと思っていた。
『失われた解剖模型のリハーサル』で途中音声が途切れてしまい劇場側からお詫びの招待券を受け取る。これは半眠であったのでラッキー。
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つづく・・・・
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ティムバートンやシュヴァンクマイエルはエンタテーメントとして頑張っているので偉いと思います。
結論:芸術は眠い!
Cプログラムによってブラザーズクエイは○となりました。でも、疲れる・・・