JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「羊の木」

2018-02-15 | 映画(DVD)
「羊の木」2018年 アスミックユース 監督:吉田大八

刑期を終えた元受刑者を自治体が受け入れる新仮釈放制度により、閑散とした港町・魚深市に男女6人が移住してくる。市役所職員の月末一(錦戸亮)は彼らの受け入れ担当を命じられるが、移住者たちの過去を住民たちに知られてはならないという決まりがあった。やがて、全員に殺人歴がある犯罪者を受け入れた町と人々の日常に、少しずつ狂いが生じていき……。



霞流一バカミス「羊の秘」ではなく、山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画作品の映画化。

六人六様の受刑者キャスティングの妙と役者さんの演技対主役の錦戸くん。


酒乱のオドオド福元は水澤紳吾って人。


今回のこれはどうしたって目玉になるでよう。大田理江子のエロ優香。

ヤバイ笑顔は杉山勝志の北村一輝。

顔に傷だけで怖いヤクザの爺い大野克美は田中泯ていう役者さん。

病的に几帳面な地味キャラ栗本清美に市川実日子。

人懐っこさの裏の冷徹、宮腰一郎は松田龍平が好演。


一人一人迎えに行く場面の不穏感に期待深まるものの、吉田大八新作としての期待ハードル高すぎて、そこを越えるには至らなかったかな。
六人+錦戸くん以外も役者の演技が光る。
脇の脇だけど川瀬陽太と安藤玉恵。クリーニング屋のおかみとヤクザ爺の話はなかなか良いもんがあります。




て優香、エロさが気になって気になってご贔屓の市川実日子が薄く感じてしまい勿体ない。


一般映画でベロチュー、しかも優香。


作品タイトルに繋がる重要な役割ではあるんだけれど。

木村文乃トリオがカッコ良いけど、何故ノイズ系。




気持ち悪い魚深市の祭事のろろ様。ロケ地は富山の魚津。勿論架空の祭事だが、いかにもありそう・・・





エンドロールでの選曲。今回、ディランの原曲もNICK CAVE AND THE BAD SEEDSも知らなかったけれど、いいもの紹介していただけた。
CD購入。

TOHOシネマズ上野

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