「鈴木則文復活祭」
「すいばれ一家 男になりたい」1971年 東映 監督:鈴木則文
女たちから逃げ出して東京にやってきた信次は、沢木一家の純子親分に一目惚れして子分になるが・・・。体で交わす”固めの盃”など下ネタ満載、クライマックスもハチャメチャな則文テイスト溢れる一本。男一匹・山城新伍が主役を張った任侠艶笑喜劇。
鈴木則文はエロ方面を中心にあらかた見たけど。
これはエロというより艶笑。バカバカしくって良い。
関西から東京に逃げてきたのに、関西弁の警察官(岡八郎)との追っかけで幕明け。
宮園純子が結い髪を落として仰臥する。
肌を許すのは固めの盃の時だけって設定が良いね。
台詞の少ない女親分という役も嵌り所。しゃべったら台無しになりそうだ。
山城新伍、これだけの主演作を見るのは初めてかな?
三枚目のスケコマシ、二枚目にちょい足らない男っぷり。ただ、旧友・勝(ルーキー新一)の旅芸人一座を訪ねて役者になり目張りを入れると、あらま、確かにイイ男だわ。
でも、やっぱり菅原文太がイイ男の部分、全部持っていっちゃいました。当然ですね。
不発弾が爆発して皆、真っ黒になるコント展開もヒーロー&ヒロインだけは全く汚れてない。素晴らしい!
潮健二の番傘殴りこみが泣ける。
小桜京子の痴漢勧誘ポケット。
このあたりの則文はこちらがその気で乗りさえすれば楽しめそう。
シネマヴェーラ渋谷
「すいばれ一家 男になりたい」1971年 東映 監督:鈴木則文
女たちから逃げ出して東京にやってきた信次は、沢木一家の純子親分に一目惚れして子分になるが・・・。体で交わす”固めの盃”など下ネタ満載、クライマックスもハチャメチャな則文テイスト溢れる一本。男一匹・山城新伍が主役を張った任侠艶笑喜劇。
鈴木則文はエロ方面を中心にあらかた見たけど。
これはエロというより艶笑。バカバカしくって良い。
関西から東京に逃げてきたのに、関西弁の警察官(岡八郎)との追っかけで幕明け。
宮園純子が結い髪を落として仰臥する。
肌を許すのは固めの盃の時だけって設定が良いね。
台詞の少ない女親分という役も嵌り所。しゃべったら台無しになりそうだ。
山城新伍、これだけの主演作を見るのは初めてかな?
三枚目のスケコマシ、二枚目にちょい足らない男っぷり。ただ、旧友・勝(ルーキー新一)の旅芸人一座を訪ねて役者になり目張りを入れると、あらま、確かにイイ男だわ。
でも、やっぱり菅原文太がイイ男の部分、全部持っていっちゃいました。当然ですね。
不発弾が爆発して皆、真っ黒になるコント展開もヒーロー&ヒロインだけは全く汚れてない。素晴らしい!
潮健二の番傘殴りこみが泣ける。
小桜京子の痴漢勧誘ポケット。
このあたりの則文はこちらがその気で乗りさえすれば楽しめそう。
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