JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」

2012-11-03 | 映画(DVD)
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」2012年 アニプレックス 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕

平凡な日常を送っていた少女・鹿目まどかの通う中学校にある日、謎めいた転校生・暁美ほむらがやってくる。その日の放課後、謎の声に導かれ、「キュゥべえ」と名乗る不思議な生き物と出会ったまどかは、キュゥべえから「僕と契約して、魔法少女になってほしい」と告げられる。

エヴァンゲリヲン以来とも言えるエポックな話題となっているアニメ。遅ればせながら知った以上は一度是非見ておきたい(と言っても当方、いまだにエヴァンゲリヲン未体験爺です)とここ数カ月、気が向けばレンタル屋で在庫確認してきたが、いつも貸出し中。
たまたま1巻だけ返却されていた時、同道していた小六男子のHero-Nに
「これ、面白いらしいから借りてみろよ」と出汁にしようとするも
「なんで、オレがこんなの借りなきゃいけないんだよ」と取り合ってくれない。
彼奴もまた、萌キャラ魔法少女のビジュアルに騙され、女の子の見る物と決めつけ、食わず嫌いを決め込む愚かな奴のようだ。
先週、やっと1巻が在庫されていたのを賺さず借りて観た。慣れない絵柄や声優の口調、声に戸惑いながらも事前情報で第3話からこそが衝撃展開でぐっと面白くなるという事をキャッチしていた事もあり、第3話以降へ期待を高めるには充分な面白さではないか。
しかし、在庫の間隙をついて全6巻借りようとすれば全話鑑賞はいつになる事やら。

劇場版の前後編がTV版の総集編という形態になっている事を知り、なら、思い切って劇場で見てしまえと決起。幸い上映館では連夜のサービスデイと言う事で前後編、併せて2000円の出費で済むようだし・・・。

それにしても、ゴマ塩スーツ姿で入館は、少し気恥かしいではないか。
やはり、あの萌キャラが鬼門となる。
多くの年齢層から指示を受けている話題作だけにスーツ姿の男性も見かけるが、ぐるっと見渡したところ、当方が最年長か。



借りた1巻では、結界の背景のコラージュを使いダーク・ファンタジーの雰囲気を醸す美術が目を引き、気に入っていたのだが、これは劇団イヌカレーというユニットの仕事。私の嵌った「絶望先生」でも仕事をしているユニットらしい。どうりで・・・・



大画面でこのコラージュや魔女たちを観たいというのが実は劇場版鑑賞動機でもあった。
興味はその1点にかなり集中していたが、前編を観る限り、確かに劇団イヌカレーの仕事は素晴らしいのだけれど、それは本作の重要な魅力の一つにすぎない模様。他にも魅力がいっぱい詰まった傑作である事が実感できた。



今回、ストーリーへの言及を敢えて避けて、本作のテーマとはほとんど関係しない、暁美ほむらの登場シーンで、彼女がかますボケというかギャグがTV版よりも解り易く、個人的に凄く好きである。と言う事だけを記して、後編へ続きましょう。



シネリーブル池袋

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