「山見の丘」から望む春香山
小樽市銭箱に近い春香山に登る。
連日のオリンピック・テレビ観戦疲れで、入山は午前11時半と大幅に出遅れる。
下山する人たちと、次々とすれ違う。
森を少々歩くと、カラマツの施業が活発な林道に出る。
直射日光がつらい。
ひたすら登るが、森への取り付け口がわからない。
すると、谷側から、登山者の鈴の音。見下ろすと、林道直下に緑陰の登山路が伸びていた。
直射から逃れたものの、むしむしとした森の中。
噴き出す汗。
ジャコウソウの紅とエゾアジサイの青に一瞬の涼を得た。
カラマツの施業
ジャコウソウ
エゾアジサイ
木材の集積所跡の「土場」を経て、銭函峠、そして山見の丘へと、黙々と登る。
むしむし・・・が耐えられない。
東海大学の銀嶺荘を見届けて、下山しようかなと心中で葛藤が始まる。
東海大学・銀嶺荘
風格あふれる山荘を見たら、少し元気が出る。
山頂まで30分という標識にも背中を押された。
石狩湾を望む山頂。わずかそよぐ風が、汗を優しくさらってくれた。
山頂から望む石狩湾
07年4月21日撮影 山頂から望む銀嶺荘と石狩湾
■登山記録
11時30分:桂岡コースから入山
11時45分:林道に出る
12時10分:鈴の音に助けられて登山路に入る
12時40分:土場
13時00分:銭函峠(定山渓方面との分岐)
13時10分:山見の丘
13時15分:東海大学・銀嶺荘
13時45分:山頂(907m) 上り時間 2時間45分
14時00分:下山開始
15時50分:登山口に戻る 下り時間1時間50分
■過去の登山歴
04年11月21日