中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

土日の釣りは,まさに「天国と地獄」...まずは「地獄の土曜日」の巻

2005年10月25日 | クロダイな日記(仮)
4週連続で釣れた..というより「顔を拝んだ」実績もあり,「今週も!」と気合いばかり入ったものの,天気の方は「週末だけ4週連続で雨」の予報...しか~し(笑)
土曜も「いつもの昼過ぎ」の時間帯で天気は曇り,嫁も息子達もお出かけのため,サッといつもの「南防波堤の曲がり内側」にカブで「出勤」する。
波が多少ある...土曜日のためか,誰もいない..
じゃあ,好きな釣り座に..と,いつもの場所で団子を準備する。
糠+砂に紀州マッハ青を同量まぜ,荒引きサナギを乗せた時点で水分をサナギに吸わせ,一度混ぜた後に押し麦を入れ,締めに紀州マッハを増量する。

この段階で,既に「何かを予感」させるように,波が足元まで寄せている(といっても,まだ少しだけ)

実釣を開始,例によって日が高いうちは全く「何もなし」(笑)
ハワセ過ぎのせいか,いつもの「クロダイもいないがボラなどもなし」状態で時間が過ぎ,そのうちやっとタカバ(イシダイ子)が釣れるくらいだ。

そうしているうちにも地獄..でなく波はそっと忍び寄っていて,さっきよりも少し高く,軽く足元が洗われたりする。

そして...次の波が来た。
って,そんなもんじゃなく,バッカン,竿ケース(この上にジャケットも乗っていた),クーラー,紀州マッハやらの団子材も全て一気に押し流されてしまう。
どれをどう抑えれば良いのか不明のまま(というか無意識)結果として竿ケースと股の間のクーラーだけは押さえていた..ようだ(苦笑)

が,一旦,撤収を考えていると間もなく「第2波」がやって来て,モタつく私の足元をさらい,さっき抑えたはずのクーラーまで彼方に流してしまう...
さらに悪いことには「抑えた竿ケース」の上部に掛けていたジャケット(プロフィール写真の赤)が流されていて,カブの鍵...そして3ヶ月前に「トイレに水没」させて買い換えたばかりの携帯電話も無くなっていた(大泣)

しめて流出した総額は,最低でも約4万円...頭の中で,嫁の顔は鬼になっているし,もしかしてokしてもらえないと,来週からは「単身赴任オヤジの唯一の息抜き」の釣りすらできない。

絶対に回収するぞ!と本気で「ウキトリパラソル」を唯一残った竿ケースから取り出し,外ガイド竿に取りつけ思いきりキャスト!
最初はなかなか慣れぬため飛ばない。
「あきらめない!」と何度も自分に言い聞かせ,まるで投げ竿のように磯竿を振る。
数十回ほど振っただろうか?
たまたま運よくジャケットに引っかかるパラソル..しかもありがたいことにダンゴバケツまで引っ張ってくる...ゆっくり寄せて...足元まで寄せて...うーん,クロダイでもないので,どう上げるかモタついてしまう...すると,スポッと抜け,アッと言う間にまたまたはるか彼方に遠ざかる...

またパラソルを取り出しやり直し..2,3度キャスト。
そうするうちに,外海方向(北というか左前)から予想外の大波が寄せる。
その高さは,私の腰の少し上あたり...「最悪,死ぬかも」と思う。
が,本人はさらわれないで済んだ。

さすがに「死んだらシャレにならない」と判断,速攻で撤収,約4万円の被害となったのだった。

と,とりあえず善後策を考えつつカブのある「曲がり」まで戻る。
が,ふと気づく...「鍵がない」...「携帯もない」

いつもはトップギアで走る南の長いスロープを,手押しで歩く。
長い...重い。
途中で投げ釣りをしている人に携帯を借りて嫁に電話,とりあえず迎えに来てもらう...が,彼女がやて来た時に,私もやっと車止めあたりに着く。

さすがに死にかけた夫に,彼女も鬼ではなかった。
「怒ってないから..また買ってあげる」と言ってくれた。
少し泣けてきた。

自宅に戻り,長男から「良かったじゃないか。(釣り具は流されても)お父さんは帰ってきたんだから」と...さらに泣けた。

てことで(調子こいてた訳ではないが)「ジャケットは買わなくても釣りはできるから」と以前の黒のカッパを使用することとして,嫁から3万円を渡される。
カアチャン,ありがとう!!

てことで,少しの間ショックで放心状態だったが,当日の夕方には携帯を買い,バッカンを買い,さらには現物がないため16Lをあきらめ以前と同型の13Lのクーラー(ちょい小さく安定しないが)まで買っていた(をぃをぃ)

初めて知ったのだが,買い換えた3ヶ月後(6ヶ月以内)に再度携帯を買い換えようとすると,「新規だと1円」みたいな旧式の携帯でも,3万6千円もする,ということ。
ただ,今回は店員の機転で「保険に加入済み」との扱いにしてもらい,本体のみの取り寄せで,ロスとしたのと同型のものを7千円でゲットすることができた(^。^;)ホッ

てことで本日の一言
・釣りは自然の中でするもの。死にそうになる前に冷静に周囲の状況を判断すべし!
・荷物は1箇所にまとめるべし!

一言と言いつつ,二言になってました(爆)
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2 コメント

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ご無沙汰です (オレガ)
2005-10-26 00:36:24
まいど~おばんどす。

波乱万丈のようですな。私も渡船時にドボンした経験あり、正直半分逝ってました。それ以降、嫁からは「釣りで死んだら線香あげん!」ときつくいわれております。

ちなみに携帯は防水ケースに入れるのが無難です。防水タイプもありますが海水には弱いです。足元がさらう時は、荷物はチャランボやシステムスタンドなどにあげておくのがベターです・・・ロストは悲しいですから。

外海が厳しいこれからの季節、湾内での爆釣を祈念しておりますぞ~ゴチ!
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アドバイスありがたいです。 (いけしゅ)
2005-10-26 07:18:01
「本体ドボン」はヤバイですね(その危険もありました)

まだ「物」だから良し,とします。

チャランボは知りませんでした(^^;;

システム..は高いしなぁ..予算がたりんので,まず竿ケースは高いところ(後ろの壁?)に置けば,後はクーラーは股に挟んでるし,バッカンは手元だし,団子材周辺は大した物じゃないし...さらに研究してみます。m(__)m
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